革工房
2001年5月、ついに革に手を出した。
前々から興味があり、浜松市内の革専門の材料店に何度か足を運んだり、
ハンズに行った際には革コーナーを見たりはしていたのだが思い切れなかった。
しかし、大きめのウオレットが欲しくなり、探すうちに先の材料店に行き、
話を聞いているうちに思いきって始めてみようと考えた。
はじめてみると、これが面白い!手縫いも楽しい。
コンチョなど装飾部品をシルバーで作ったり、カービングで革に絵を描いたり、
今までやってきたことがうまく融合できる作業だとわかった。
試行錯誤の末、当初の目的のウオレットは3つ作ってやっと思っていた形ができた。


 処女作・馬蹄型コインパース
「はままつクラフト」という革の材料店オリジナルのキット(1600円)。
製作に必要な最低限の道具、材料類もあわせて購入。
その時買った縫い方の教本は洋書だったため、図書館で数冊革関係の書籍を借りてあわせて読んだ。
ペンダントヘッドとして作った「炎龍」をシリコンで型取りしてアートクレイで複製し、コンチョを制作して付けてみた。なかなか使いやすくてお気に入り。



全体・手頃なサイズだ

コインを取出す時はこんな感じ

コンチョ部分


 タバコ入れ
夏場はポケットが無く、タバコなどをいちいちバックから出すのもめんどうだ。そこで箱ものの練習を兼ねてタバコ入れを制作してみた。
少し大きく作り過ぎた感じはあるが、結構便利。タバコとジッポー、携帯灰皿がおさまる。


炎龍をカービング

中身

ベルトに通して腰に


 ウオレット
これが欲しくて革をはじめたようなもの。
中身は上にカードやレシートが入るポケット、下は札入れ部分、チャック付き小銭入れ、カードポケットになっている。
初め全てを一緒に縫製していたが、「はままつクラフト」の御主人の指導で、札入れと小銭入れの間にもう一枚革を追加して大きく開くようにした。
まだまだいろいろなパターンを研究するつもりだが、とりあえず欲しい形には近づいた。


左から1号、2号、3号。3号には炎龍をカービング

4つ編みのレザーチェーン

中身部分

3号のカービング


 レザーバングル
「はままつクリエーターズワークス」に参加するために、展示用として急遽制作。
厚めの革を使って炎龍をカービングしたものと、琥珀を覆輪留めしたシルバーパーツを中心に縫い込んだものを作ってみた。


制作した2点

琥珀を埋め込んだ部分

もう少しすればもっといい色に…

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