銀粘土24・スリットリング(シリコンで複製)
シリコンで複製
型と乾燥して取り出した状態。


左がもとのリングで、右の2つが複製。
親子みたい・・・(笑)
サイズ・10号(もとのリングは14号)
粘土量・7g
焼 成・電気炉/870度/10分

シリコンで型を起こし、簡単に複製を作れないか実験してみた。 芯棒にもとになるリングを入れて、油粘土で半分を埋め、アクリル板で囲いを作った中にシリコンを流し込む。それが硬化したら、油粘土を取り除き、もう反面もシリコンで型を取る。割型(型を2つ以上にわける方法)を作ろうと思ったわけだ。
しかし、湿度のせいか、温度が低いためか硬化の状態がとても悪かった。そのため、アクリル板の囲いをはずし、型をわけようとしたが、貼り付いてしまっていた。なんとか片方をはがし、そのまま使用することにした。
銀粘土を棒状にのばし、長さを調整してシリコン型に内側から貼り込んだ。普段、芯棒にまきつけて外側から作業をするのでとても違和感のある作業だ。型にまんべんなく粘土を貼ったら、芯棒にクッキングペーパーを巻き付けて内側の面を出すために型に差し込んでぐるぐるやって乾燥。取り出したら穴を埋め、表面をペーパーで整えて焼成。大きさは4番縮んだ。多少慣れが必要だが、同じものを複数作りたい場合にはいいかも。

この内側に粘土を入れる。型はかなり柔軟性がある。


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