銀粘土26・龍透かしリング(シリコンで複製)
シリコンで複製

シリコンで複製

サイズ・20号(もとのリングは25号)
粘土量・10g
焼 成・電気炉/870度10分(PMCは900度30分)

シリコン型取り第2弾。複雑なモールドが再現できるか試してみた。ついでに、三菱マテリアルの銀粘土「PMCシルバークイック」を入手したので、「アートクレイシルバー」と作りくらべてみた(写真の左が元のリング。右上がPMC、下がアートクレイ)。
今回は割型にしないで型を取り、硬化後にカッターで切れ目を作った。裏から粘土を貼り込み、芯棒で中面を整え乾燥。完全に乾燥してから型から抜き穴や粘土が回り切らなかった部分を補修。
サイズがかなり縮んでいるが、これは収縮するとリングの厚み自体も薄くなってしまうので、補強のために気持ち厚くしたため。外形で計るとおよそ13〜14%の収縮率だった。元のリングはいつも人さし指にしているのだが、今回の複製リングは薬指にいいサイズ(ちょっときつめ)になった。
それぞれメーカーの違う粘土を使ったわけだが、収縮率はほぼ同じ。今回初めて使ったPMCは、切削性もいつも使っているものと変わらないし、成形時に手に付きにくく光沢が出し易いと感じた。私の住む所では近くのDIY店で扱っているので入手がしやすいというメリットもある。次回もう一度買ってみて、今度は普通の作り方でリングを作ってみようと思っている。


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