フリートークコーナー

	(♪ 『Beginning of the Time』が流れる中…)

幸:さあ、そのダブルトラックをもう一回聞いてみよう
高:はい
幸:えー、これは、アルフィーのカップリング曲。『希望の鐘が鳴る朝に』の。
    『Beginning of the Time』

	♪ 『Beginning of the Time』	THE ALFEE

幸:はい、『Beginning of the Time』を聞いていただいてますが、
    川越の○○、もう3人が来たというので、一生懸命質問を書いてますね。
高:なるほど。
幸:さっきの。14年コピーしてる。

	桜井さんのリストラがかかった巷で話題騒然のアルフィーの新曲!
	川越ではTHE  ALFEEブーム!『希望の鐘が鳴る朝に』ついに発売されましたが
  	もちろん5枚買った

桜:えらい!

	すごくいいです。この曲について早速質問してみたい。
	高見澤さん、間奏のギターソロもハーモニクスを使ったりして非常にトリッキー
	なプレイをしてますね

高:すごいねぇ…

	今までにあまりやってない弾き方ですよね?高見澤さん自身の
	新しい試みとみましたが、どうですか、次のアルバムへとか生きてきそうな
	予感がする…

高:これ、ヴァン・ヘイレン見た後にね…あの…ソロ
幸:ソロ入れたから?ヴァン・ヘイレンになっちゃったのね(笑)
高:そうそう(苦笑)あーやって弾いてんだぁって
幸:それって大事ですよね
桜:うん、大事。そういうことにインスパイアされてね

	今回の『希望の鐘〜』もそうですけど、アルバム『Nouvelle Vague』の曲
	でも随所にエレキをハモらせてる部分がありますよね?あれって普通に
  	重ねてるところとハーモナイザーかなんかを使ってるところとありませんか?

高:いや。

	普通のハモリとは違うように感じるんですけども

高:いや、ハーモナイザーつかってません。もうアナログで1本1本やってます

	『希望の鐘〜』のあたまのハモリも、メロディに対して3度上だけでなく、
	3度上のオクターブ下でもハモらせてませんか?

高:あー、してますね。…すごい詳しいねー。
幸:コピーしてますからね。

	すごく不思議な厚みですね。間奏のコード進行とかって初めに決めちゃうんですか?
	それともフレーズの行き方で変えたりするんですか?
	『Beginning of the Time』間奏のアコースティックソロのコードも
	妙に不思議なところがある。
	C#m→F#→B→E→Am…このあたり、気持ち悪い…D→C#…

幸:これは最初にコードをきめてますよね。
高:あえて最初に決めてます

	桜井さん、リストラされたらうちのバンドに入りませんか?なんちゃって〜

桜:…なんちゃって~って…え〜、行ってもいいけどさ(苦笑)

	ともにアルフィーをコピーし続けて14年になる相棒のベーシスト、
	○○が尊敬するスーパーベーシスト、心のアニキ桜井さん…

幸:アニキだよ、桜井。
高:愛するアニキだよ。
幸:♪愛するアニキ〜
高:♪Oh〜!

	桜井さんが来るならぜひ聞いてみたいことがあるそうです。
	『LOVE NEVER DIES』のプロモーションビデオでは5弦ベースを使っているのに、
	ライブで見ると4弦ベースを使ってますね。』

桜:はい

	5弦ベースでやってる曲をそんなに簡単に4弦で弾けるんですか?

桜:簡単です(爆)5弦ベース弾くほうが難しいです
幸:5弦の方が難しい?
桜:っていうかね、僕の持論としては、5弦ベースはいいんですよ、別に。
    確かにBまで出ます。
幸:下が出るんですね
桜:でますけど、ライブでBの音はまず表現できません。
幸:広がりすぎちゃって
桜:ぶぉ〜んとなっちゃって
高:桜井はボーカリストだからね(笑)
桜:そこまで言っちゃうとあれだけど
高:5弦ベースはね
桜:あ、あとね、ロックは5弦だとビート感が出ないんですよ。
    やっぱり弦と弦の間がすごく狭いんですよ、その分。
高:ほ〜
桜:だからビートを出すためには4弦の方が出てきますね。
高:なるほど〜

	『孤独の影』、『幻夜祭』、『Liberty Bell』、『罪人たちの舟』
	『哀愁は黄昏の果てに』、『まだ見ぬ君への愛の詩』は5弦を使っているように
	書いてありますが、ライブでは4弦ですよね?桜井さんはライブでは
	大体4弦のジャズベースですが、5弦は面倒くさいわけじゃないですよね?

桜:面倒くさいです(笑)
幸:やっぱ面倒くさいの?それとさっきのノリの…
桜:それとね、やっぱり自分がわーっとノッた時にEの開放をがーんと弾くつもりが、
    Bの開放をいってたりするんですよ
高:(笑)
幸:あー、そっかそっかぁ
桜:だからほんとは5弦に親指をのせておけばいいんですよ。
    そうすっとあとの4弦で普通のベースなんだけど、
    その5弦を使うときだけ親指はずせばいいんだけど、
    でもね、確かに4弦の方がビート感が出るっていうことでは、ライブでは
    5弦はあまり生きないんですよ、アルフィーのサウンドには。
  もうちょっとフュージョンバンドとかだったら6弦ベースとかいきてくると
    思うんですけど。どうしてもビート感を出すには4弦の方がいいと。
幸:わかったかなぁ?

	あと、ジャージーなベースプレイがグッとくる『冒険者たち』の
	♪Stay dream stay  gold 忘れないでほしい〜 のところのリズムの
  	取り方が難しいんですが、うまく弾くコツを教えてください

桜:え、コツですか?
高:4ビートだよね
桜:4ビートって僕らはやっぱ8ビートだから4ビートは特別なものがあるけど、
    これはもう練習するしかないでしょう
幸:わかりましたか?○○くん、そして△△!
桜:すごいね、だけどねぇ
幸:下手なこと出来ませんよ(笑)
桜:ちゃんとコピーしてるだけにおまえらのほうがよく知ってる(笑)
幸:それは言えるな。古い曲もよく知ってると思うな。
    えー、これは青梅の○○○○○。中三?

	都立の推薦、落ちてしまいました。23日の一般入試に向けて
  	今日から勉強します。笑って新曲聞けそうにありませんが、どうか都内の
	ショックを受けてる中学生に励ましと追い込みの一言をお願いします。

桜:うーん、それはしょうがないよ。結果はもう出ちゃったんだから、
    次のことだよ、次のこと!
幸:では、いきます。

    ○○○、シケタつらしてねーで、一般で受かってみろ!

桜:うん、そう。こんなことで全部終わるわけじゃないんだから。
    長い人生、先があるんだから。
幸:受験なんて、その過程ですから。問題はその後だから。
    入ってから情けないのはここに見本がありますから
桜:なんだかんだいって誰も(大学)出ちゃいないんじゃん(笑)
幸:はいってからガンバんないとね

 ♪『Can We Still Be Friend』 Todd Rundgren

エンディングトークに続く…