電話を枕に寝転んでる麗子さん。 時々起き上がって、電話をあっちに持っていったり、こっちに持ってきたり、 そわそわ落ち着かない様子。 どうやら、あの人から電話がかかってくるのを待ってるみたいですね〜 (Na: また、ケンカした。今度は私が悪かった…と思う。 傷つけた…と思う。 悪い、悪いと、思い悩んで夜が明けた…) 窓の外は雨… はぁ〜…再び、電話を枕にごろりん… | |
と、突然「リリーン」と電話の音。 麗子さん、うれしそうに飛び起きると、 枕にしていた電話の受話器を取る(^^) | |
「リーン!」 (Na: 待ちわびて…やっとかかった電話に向かって、「あら、生きてたの?」) |
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「ガシャン!」 (Na: あ〜ぁ、また…) ついつい、心とは反対のことを言ってしまった、麗子さん。 あたしってば、どうしていつもこうなんだろ…と、猛反省。 泣きたい気持ちで、また電話の前でイライラ… |
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階段に腰掛けて、電話をひざの上へ持ってこようとコードをひっぱったら 電話台がひっくり返っちゃった。ドタン、バタン! もう、何してんだろ、あたしって… 麗子さん、自己嫌悪から、完全に落ち込んじゃって、階段にうずくまってます。 あらら…元気だして… と、そこへ、再び電話の音が「リリーン!」 そう、あんなこと言われても、彼はちゃんと麗子さんの気持ちを先刻承知なのです(^^) すこし愛して なが〜く愛して |