なが〜くあいして劇場
〜今度はあたしも連れてって の巻〜(80年)

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古い洋館風の書斎。
麗子さんは山登りにでかけるご主人のために、
彼が書き置いていったと思われるメモを片手に、あっちからこっちからと、
何やらいろんなものをリュックに詰め込んでます。

えーっと、他には…あっ、そうだっ(^^)
レッドもちゃーんとセーターにくるんで入れてあげようとして、
ふっと、雪山に思いをめぐらす…

(Na: しばらく忘れちゃったな…この次は2人で平らなところへ行こうよ…)
「…そうよ、この間はあんなに優しいこと言ってくれたのに。
また一人で行っちゃうなんて…(-"-)」
と、思わず立ち上がった麗子さん。

「ぜーんぶ、あなたのせいよっ」 
と、目の前のリュックを蹴飛ばす。えいっ!ボカッ!

あいたたた…

大きなリュックがごとんと倒れて、中からコップが転げ落ちちゃった。

(外では枯葉が舞っている…)
「もぉ、しょうがないわね」

思い直した麗子さん、セーターをリュックにつめてあげてます。
が、そのうち眠くなっちゃったみたいで、小さなあくびをフワァ〜〜(^O^)
そして、リュックに寄りかかって居眠り…Zzzz......
そこへ、枯葉が一枚ハラリ…

すこし愛して なが〜く愛して

けして顔を見せることはないですが、麗子さんのご主人は山登り(とラグビー)が趣味の売れない写真家。
…ほら、誰かさんの顔が浮かんでくるでしょ?(笑)
当時から「雑居時代」を知っていたら、この作品に7年後の夏代と十一をダブらせて、
より楽しく見ることができたんだろうな…って今更ながら思います。
当時の記憶として、リュックに八つ当たりして、返り討ちにあっちゃう麗子さんが、
可笑しくって、かわいくて、子供みたーいって思ってた(^^)<おまえが子供だっちゅーに(笑)