Let’s CUSTOMIZE!

(プリメーラ補完計画(^^;) カスタマイズのコ〜ナ〜


シフトノブを短く
(RAZO製シフトノブの場合)

RAZOの高さ調整式のものが対象です。
まず付属の一番短いインナーを取り出します
そしてシャフトの穴をハンドドリルで貫通させ、シャフトと同じ太さまで広げます。
次にインナーの下の方を1センチ程短くカットします。これは、シャフトが貫通した分奥まで入れようとするとテーパー部分にぶつかってしまうためです。あまり短くし過ぎるとセット時にガタが出ることも考えられますので、シャフトにセットして試しながらシビアに長さを決めます。
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この改造によりシャフトは、ノブのフタに当たるところまで下がります。(^^)v


2
吸気系改良
(純正フィルターの場合

ボンネットを開けるとバッテリーの右側にエンジンの吸気口があります。
しかし、ノーマル状態ではラッパ状のファンネルの外周部には大きな段差がっ!(^^;;;
これでは高回転時の空気の流入がズムーズに行きません。
こんなものは削ってしまいましょう!
フィルターボックスを開けて、エアフィルタを取り外し、中のネジも全部外します。
(ネジは無くさないように注意)
フィルターボックスを少し持ち上げてエア用のパイプを取り外します。
そして先ほどの段差をカッターで削り取ります。
(怪我に注意)
削り取ったら次にサンドペーパで磨き上げ、綺麗にラッパ状に仕上げて出来上がり。

でも実はまだ作業は残っています。(^^;
今度はフィルタボックス側の先に磨いたパイプの受け口の部分です。
コッチは外でボンネットに手を突っ込んでの作業になります。
こっちもスパっと切り取っただけのカタチをしているので、カッターでテーパーを付けてやります。
これで完全にパイプの入口からフィルターボックスまでスムーズにエアが流れるはずです。
あとはパイプを元に戻し、フィルターボックスも元に戻して出来上がりです。

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ブレーキキャリパーをカラーリング
耐熱性のブレーキキャリパー用ラッカーを使います。
アルミホイールの隙間からちらりとのぞくカラフルなブレーキキャリパーはかっこいいものですよね。(^^)
キャリパーがよく見えるアルミを付けている場合は効果的なディテールアップとなります。
普通の塗料で高熱になるブレーキに塗ると、恐らく熱で硬化してパリパリと剥がれてしまうでしょうが専用塗料なら多分大丈夫でしょう。(^^)
この塗料のカラーはブルー、イエロー、レッド、シルバー、ゴールド、ブラックがあります。
私はbrembo風?にゴールドを買ってペイントに挑戦してみました。(^^)

塗料と硬化剤が別になっていて3対1で混ぜてハケでペイントします。
私が購入したものは塗料の缶を開けると、かなり量が少なくて心配になりましたが、実際にペイントしてみると2台分以上塗れるくらいあります。
これがペイント前の状態です。
金属の色そのままで、お世辞にも綺麗とは言えない状態ですね。(^^;

クリーニングしてからマスキングを行ってペイントに取りかかりました。
ペイント後。
どーだぁ!って感じですね。(笑)
ついでに赤でbremboって書いておこうかなぁ。(爆)
冗談はともかく、ご覧の通りペイント前とは比較にならないくらい見栄えがしますね。(^^)
塗装前は表面がザラザラだったのですが、ペイント後はツルツルになるので汚れ難くなる効果もあるかもしれません。

尚、どうしても筆の跡が付いて気になるという人は完全に乾いたあと、薄ーくアルミペイント用スプレーを吹くのも手です。

4 思いきって行こう!マフラーエンドをカット
(ノーマルマフラーの場合)

純正マフラーは下を向いていて、スポーティさが感じられないよね。
マフラーカッターを使って少しでもカッコ良くしたいところ。
がしかし、あの下向きマフラーにストレートタイプのカッターを付けるのはちょっと無理が・・・じゃあこうしましょう!

ノーマル状態にマフラーカッターを付けた状態。
半分塞がった状態でいかにも排気効率が悪そう。
音も妙な脈動がある。
下向きに曲がっている部分から思いきって切り落とす。
作業時間約20分。
とても抜けが良さそうでしょ。
実際排気の風圧も音も全然違います。
コレでマフラーカッターを装着しても全開だー!(^^)v

注意;元々マフラーエンドが下に向いているのは消音効果を狙っているものですので、排気音量(特に走行時)が、わずかに
    大きくなります。


吸気系改良
(キノコ型エアフィルターの場合

(更新日2000/07/15)
ファンネル型エアフィルタを装着した場合に心配なのは熱気の吸いこみによるパワーダウンでしょう。

プリメーラはNAだからダイジョウブなんてことはありませんぞ。
エアコンを作動させるとボンネット内の温度は軽く30度上がります。
吸気温度が10度上がると5ps下がるなんて聞いたこともあります。
30度上がれば15psのダウン!これはNAには辛い!

対策としては、やはり外気を直接フィルタに導くのが一番。
ただし、効率よく外気を取り入れるためには純正FOGランプを外す必用があります。
私は空気抵抗の小さい形状のものに付け替えました。
無いのが一番いいのですが、見た目もこだわりたいので。(^^;<み〜は〜

1 まず、気道の確保です。
バンパーを外し車体左側のタイヤの前にあるレゾネータ(吸気音消音箱)を取り去ります。
バンパーが外せれば楽勝ですが、お店で外してもらう場合は5000円程度かかります。
レゾネータが付いていた穴を、フレキシブルダクトが通る径まで広げます。
バッテリーを外し、フィルタをはずして手元を広くして作業しましょう。
サンダーを使うのも有り、ペンチでむしりとるのも有りです。(笑)
この部分の鉄板は比較的薄いので、作業は意外に楽です。
最後に金ヤスリでバリを取って仕上げましょう。


加工前


ヤスリ仕上げ途中の穴
純正FOGランプを取り去ります。
FOGの穴からフレキシブルダクトをねじ込みます。(^^;
ダクトの入口は針金等で工夫して正面を向けて固定します。

元レゾネータの穴からダクトを引っ張り出します。(^^;
ダクトのエアフィルタ側はフィルタの真正面に曲げて固定します。
RAZO製の場合は正面からも空気を吸いますので、密着させてみました。
正面から吸いこまないタイプのフィルタなら少し離した方が良いです。
ストラットタワーにはフィルタから漏れる大きなエンジン音の反響を吸収させるため、
発泡ゴムシートを貼り付けています。


番外編 レゾネーターの体重
1.0Kg 重いっ!!
いわゆる消音ボックスです。
吸気騒音を減らすための箱です。
この樹脂のカタマリを取り除くだけでノーズの軽量化が出来ます。
純正エアクリを使っている方もコレだけを外すことが可能。

ちなみにコレ、どこかから空気を吸うのかと思っていたら、全然空気を吸わない構造です。
全く密閉されています。(^^;


フレッシュエアの取り込み改善&冷却性能UP

A:このフロントグリルの後ろのゴムは何?

B:これはグリルから入ったエアをブロックして、ラジエーターにキャッチさせているのと、左右にエアを振り分けてエアクリーナの方にフレッシュエアを導いているんだね。


びろ〜ん

A:じゃあ、こんな風に簡単に指でズレちゃまずいんじゃないの?
B:そのとーり!(苦笑)
  これでは高速走行時には空気がダダ漏れですね。
  フィルタに来る冷たい空気も減るし、ラジエーターのキャッチする冷たい空気も減ります。
  ゴムの後ろ側をズレないようにガッチリとテープで固定してしまいましょう!

ラジエータの直上なので、熱に耐えるステンレステープかアルミテープを使用します。



遮熱板を追加する 
(キノコ型エアフィルターの場合)

ファンネルタイプのフィルタの欠点はボックスに入っていないためエンジンの発する熱で温まった空気を吸ってしまうこと。
温度の高いエアよりも温度の低いエアの方が同じ体積における酸素量が多いのは言うまでもないでしょう。
暑い季節でもポテンシャルを引き出すにはエンジンの熱から遮蔽する必要があります。

というわけで、遮熱板を自作してみました。
材料は1ミリ厚のアルミ板です。
始めに厚紙をハサミで切りながら、取りつけ個所にあててカタチを決めて行きます。
カタチが決まったら、これを型紙としてアルミ板を切断します。
遮熱版の固定には元々インダクションボックスが固定されていたネジとネジ穴を利用します。
配管が当たらないように注意深く位置決めして取りつけます。

尚、私はフィルタを取りつけていたステーを外し、フィルタの保持もこの遮熱板で行うようにしました。
強度的にも1ミリの厚みのものを加工しただけあって大丈夫そうです。(^^)v
下側から覆っているので、アスファルトからの熱気も防げるかもしれません。

遮熱板がよく見えるようにフィルタを外した状態
製作時間は約4時間



フラットボトム化!?

ボンネットを開けてバンパーとラジエータの間を見てみましょう。
ラジエータ正面には下にラバーの覆いがありますが、その左右は地面が見えますね。
正面から入った空気はラジエータに当たる以外に、この左右の穴から床下に抜けていくはずです。
ここを塞げばラジエータに入る空気は増えるし、エンジンルーム内に入るフレッシュエアーも増えるはず。
おまけにクルマの底が少しだけフラットに近づいてダウンフォースも増えるかも?!

というわけで、この左右の地面が見える部分を塞ぐことにしました。


厚紙で型紙を作って樹脂板を切断し、タッピンネジと強力両面テープで固定しました。
左側も同様になっていますが、パイプ類があるため、ちょっと作業がし難いです。
頑張りましょう。


下から見るとこのようになっています。
穴がなくなって少しだけフラットボトムでしょ?(^^)
エンジン下は大穴開いたままだけど。(^^;
ラジエータへの風量は確実に増えているはずですね。
#なぜ最初からこうなっていないのだろう。(^^;

とりあえず重量の軽い樹脂板で作ったので耐久性についてはしばらく使って確認が必要ですね。
もし割れてしまったら次はアルミ板を補強して作りたいと思います。(^^)



マフラーサイレンサーの自作!
(音が大きくて困る(^^;社外マフラーの場合)


どうです。カッコイイでしょ?(^^)
見た目だけでなく、消音効果も絶大。
ほぼ純正マフラーレベルまで音量を下げられます。
マテラスサイレンサーより出口は小さいですけどね。(^^;
φ35くらいですが、デザインがそれを感じさせないでしょう。(^^)。
やはり、静かな方がドライブは疲れませんから。(^^;
出口をここまで絞っても、加速はノーマルより良い様です。
純正ではタイコの中でS字に曲がっているので、かなり流速が減速されるみたいですね。


さて、材料の紹介です。
φ90キッチン用アルミ耐熱漏斗x2
水道管用メッキ継ぎ手x1
市販のインナーマフラーカターx1
ステンレス製タワシx2
パンチングアルミシートx1
アルミテープx1
マフラー用パテx1
穴明きプレートx適当な長さを切って使う
ネジ&ナット類
といったところです。

中はこのようになっております。
漏斗は真中をくり貫いて水道管の継ぎ手を表側から出して見栄えを良くしています。
同様にもうひとつ漏斗の穴を広げて、インナーマフラーカッターを金具で固定します。
そして表側の漏斗と向かい合わせに接合し、金具とネジで固定。
隙間をパテで埋めて仕上げます。
インナーカッターにステンタワシを通します。(笑)
写真のものは少し使って綺麗なキツネ色に焼けていますね。(笑)
ステン製エキマニのように色の変化も楽しめるのです。(笑)
あとはタワシがほつれないようにパンチングアルミで巻いてアルミテープで固定し、完成です。(^^)v
体裁を気にしなければパンチングアルミは要らないと思います。

今後の課題としては音量は克服出来たので、音質です。
低回転時のパパパパパパというパルス状の脈動音をなんとかしたいと思います。(^^;


左はSawadhiさんの自作されたサイレンサーにステンタワシを装着した状態。
いい色に焼けていることもさることながら、消音効果もバッチリ確認されたとのことです。
グラスウールのように熱で溶着凝縮してしまうこともないので、長く消音効果が維持できます。
交換しても数百円のステンタワシ代だけで済みますのでランニングコストは非常に安いです。


10
ラジエーター冷却能力瞬間強化システム!
(走行会でアツく走る人の場合)

拡散波動砲発射〜っ!!(^^;

これはラジエーター下の部分の写真です。
「フラットボトム化!?」で紹介したパネルの上に設置した怪しげなノズルからラジエーターの手前に向かって散水している様子です。
この液体、実はウォッシャー液です。(^^;
目的はもちろん、スポーツ走行による水温上昇を抑えるためです。
水をかけることで揮発熱によりラジエータを強力に冷やすことを狙ったものです。
ノズルは左右に2個取りつけています。

どうなっているかというと・・・

このように、フロント窓のウォッシャーチューブに分流バルブを割り込ませてラジエータの前まで引いてあるのです。
黒いチューブに沿っている透明のチューブがそれです。

使った材料
 拡散ウォッシャーノズル(カー用品店で売ってます)X1台分
 エアチューブ(熱帯魚屋さんで売ってます(笑))X5メートル分 (適当な長さに切って使います)
 分流バルブ(これも熱帯魚屋さん)X2個 (意外に安く、200円弱で入手できます)
 ワンウェイバルブX2個(ノズルに付属している場合は不要です)
 汎用スイッチ取りつけ金具(カー用品店で売ってます)X2個
 粘着式固定フックX6個程度
 強力両面テープX1巻

作り方
1.ボンネットに付いているチューブの分岐部分を抜き、分流バルブを割り込ませる。
2.冷却水用チューブをラジエーター前までひきまわし、固定する。(熱源からなるべく離し必要に応じて断熱対策してください。)
3.ノズルを汎用スイッチ取り付け金具のスイッチ用の穴に固定する。
4.もうひとつの分流バルブをラジエータ前まで引いたチューブに取りつけ、2個のノズルに分流する。
5.左右のノズル直前にワンウェイバルブを入れる。(これにより空気が入るのを防ぎ、瞬時に噴射可能となります。)
6.ノズルの角度を上手くラジエータ前に水が出るように決める。
7.強力両面テープでラジエータ前(左右)にノズル付き金具を貼り付ける。
以上です。


分流バルブの拡大図です。

使い方
レバーが2個見えますが、
右のレバーを倒すと、窓用ノズルへウォッシャー液が供給されます。
左のレバーを倒すと拡散波動砲にエネルギーが充填されます。(笑)
両側同時に開放しても噴射可能ですが、どちらか片方に切りかえる方が水圧が高く出来て実用性が高いといえます。
どちらも閉じると多分チューブが抜けてしまうので止めましょう。(笑)
あとは、普通にウォッシャーレバーを操作すればOKです。

注意点としては、窓側のウォッシャーを止めている場合もワイパーは動きますから、フロントガラスに砂が
付いている場合はガラスに傷が付かないよう走行前に綺麗にしておきましょう。
コーティング材を使っておくのもよいでしょう。