近未来のPrimera!


The Real Future!
P13型プリメーラ/セダン。
機能から見つめなおし、磨き上げたアドバンスドワンモーションフォルム。
セダンのワンモーションフォルム化とは、決して背の低い1BOXカーとすることではない。
セダンであるゆえの機能性、運動性能、空力性能を高次元で引き出すパッケージを再構築。
レースで得られたテクノロジーも大胆に導入され、居住性と高速スタビリティを両立。
21世紀にふさわしいコンパクトスポーツセダンのカタチ。
これが進化したプリメーラの姿だ!

Version2.96  (2002/08/02更新)



上の写真は筆者がP11型Teのカタログ写真をCG処理したものです。
筆者の理想とするプリメーラのカタチをレタッチで再現してみました。

**レタッチする上で気を付けている点**
あくまで純正車っぽく見えること。
一見して新型プリメーラだとわかること。(^^;
スポーティに見えること。
高性能車に見えること。
車高は低くしない。
キャビンを小さくしない。
キャビン断面をタンブル形状にしない。(居住性重視)


元になったP11型Te-Vの写真(^^;
勝手にいぢってごめんなさい_(__)_>NISSANさま
#出来ればゴーンさんに見てほしい。(^^;;;大胆

デザイン更新履歴(^^;
Ver.2.96(2002/08/02)
1.Cピラーを少し太くした。
2.ドアハンドルを某B車風にした。(^^;

Ver2.95(2002/08/01)
いつの間にか1年も更新が滞っていました。(^^;;;;
あんまし変わっていないって?
実はサイドビューをもっと現実的にすべきかで結構悩んでいます。
試しに描いたのが下のものですが、悪くはないけど、なんだか顔にくらべて横が普通すぎるというか古いというか・・・(^^;
思い切ったフェンダープレスラインを入れるべきなのだろうか。(悩)(悩)(悩)

で、結局2.95はとりあえず従来のままにしてみました。
さて、更新箇所です。
1.フロントノーズを少し尖がらせました。
2.Fバンパーの見切りラインを現代的に曲線にしました。
3.ルームミラーの色を暗くしました。
4.よく考えたらマルチレンズプロジェクタランプがあるからフォグランプは要らないので取りました。(^^;軽量化にもなるし

Ver2.9(2001/08/02)
1.リアウイングスポイラ形状変更
2.リアブレーキダクト開口面積拡大に伴い位置とデザイン変更
3.リアエアアウトレット廃止、バンパー後部からエアを抜く設定とする
4.リヤタイヤフェアリングデザイン変更
5.サイドシルデザイン変更
6.ボディサイド水平プレスライン廃止
7.Fスポイラデザイン変更、ハードなイメージから機能を保ちつつ洗練されたソフトなイメージにしたい。
8.Fナンバープレート位置下げ
9.フロント日産CI大型化。これに伴いボンネットのCIマーク下見切り線を丸いR形状とする。(これだけで意外に質感がアップした。)
10.フロントウインカーマルチ光源化(超高輝度LEDなのさ)
11.フロントサイドウインカー移設&デザイン変更
12.コーナーモールをブラックからダークメタに変更
13.Fグリルを若干大型化
14.リアブリスターフェンダーの膨らみを少し減らし上品に・・
15.Aピラーの丸みを少し強くした
全体的に前より少し大人しい感じにしました。
もう少しソフトなデザインにしないと、女性が乗り難いかもしれないな。
フロントバンパーは大分洗練されてきたかな。
ちなみにFバンパー開口部は意図的に「笑っている」状態にしています。(笑)
サイドビューはプレスラインを整理して入れなおしたので、少しオリジナリティが出てきたと思います。

Ver2.8(2001/07/25)
衝撃的なデザインのP12プリメーラ発売後初めての更新で、チョット緊張。(^^;
P11ベースのレタッチでP12のデザインを超えられるのか!?
とにかくやってみよう。
#プリメーラ開発室の方、見てますか〜(^^;/感想お待ちしてます

1.Aピラーの根元を太くし、P12風に。
2.ウインカーをP12からカット&ペースト。(^^;更にオリジナル形状にこれを加工。
3.AピラーからウインカーまでのボディプレスラインをP12風に変更。
4.ヘッドランプ形状を大幅変更。
5.フロントグリルをP12からカット&ペースト。(^^;上下比率をP13に合わせて加工しルーバーを追加。
6.エアダム形状を少しなだらかな曲線に変更。
7.三角窓を廃止。
8.サイドモールを廃止。
9.フロントモールをヘッドランプの段形状に合わせた長さに変更し、異形ヘッドランプ形状の意味付けをした。
うーむ、フロントまわりだけの変更で随分雰囲気が変わりました。
かなり踏ん張り感が出ましたね。この感じはなんとなく新型インテRに通じるものがあるな。
グリルだけ見るとルノー風になっている感じもあるけど(^^;一応P12の加工品ということでよしとしよう。(^^;;;;
ちなみにルーバー無しバージョンも描いたけど、これはかなりスポーティな感じになります。
そろそろこの古いホイールデザインもなんとかしたいけど、手間がかかるので今回も見送り。(^^;
フロントピラーからのラインだけP12から真似てリアの方を真似ていないのは、もちろんタレて見えるのは好みでないからです。(^^;
この状態でウインドウ下のラインからトランクまで綺麗にラインが繋がっていると思います。
止っていても前進感を感じさせるカタチが好き。
あと、トリムフェンダーも好みでないので却下。(^^;
やはりプリメーラはP10、P11と続いた砲弾型絞り込みフェンダーでなきゃね。
それにしてもこのコンテンツ、98年から続いているんだよね。(^^;よく続いてるよ(笑)

(2000/09/10)
1.サイドウインカーをFドアに移設。
  なんだかウインカーが曲がって見えると思っていたら、キャビンフォアードし過ぎてフェンダーフレアの上にきていたからだということに気がつきました。(^^;
  ドアミラーには付けません。メルセデスのマネはしないぜ!
  ウインカーを後方に移動しただけでノーズが長く見える効果を発見。こりゃあカッコイイ。(笑)
  前進感が増したし完成度も上がったね!(^^;v自画自賛
  どうしてもキャブフォアードすると寸詰まり感が出ますからね。
  これでフェンダーフレアも綺麗になりました。
  また、ドアノブと同一ライン上にウインカーを配置することで、スッキリ感と連続したラインの勢いを盛り込んでいます。

  ちなみにドアノブ配置を前傾させずに前後同じ高さにしているのは後ろに乗る子供にも優しい親切設計。(^^)
  これに加えてベルトラインの前傾が強調されて見える効果を狙っています。
  線の勢いもヘッドライトに集中してイイ感じです。

2.Fドアラインを明確化。
3.Fスポイラ部の凹みを更に深くしました。

(2000/09/09)
BTCCプリメーラのフロントスポイラ形状を取り入れました。
これは左右の窪みがボーテックスジェネレータとして機能し、斜め上方へ強力な渦流(ボーテックス)を発生、ダウンフォースを発生することにより、トラクションを向上させます。
同時に、ホイール表面を渦流がかすめることで強い負圧を発生しブレーキの放熱を促します。
また、正面からタイヤが見える状態のため、操舵角により左右の渦流の強さが変化(アウト側の渦流が増大)、左右の投影面積の変化
(舵角の分アウト側の空気抵抗面積が減る)とあいまって空力的にコーナリングフォースを補助します。
風の通路となる形状を確保しつつ、リップ下地上高を下げ過ぎないため、FOGランプを少し上にオフセットしています。
強い渦流を発生させるため、FOGランプ下の風の通路にはダクト等を付けていません。
これによってフロントで圧縮されたエアが勢い良くサイドに回りこみます。
サイドに回り込んだエアは凹み内部のテーパーと末端の小さなスポイラにより回転が与えられ渦流となります。
側面形状もBTCCマシンを見習った形状とし、NACAダクトを半分に切った様なカタチとしています。
おそらく側面の気流も取り込み易く、強力な渦流の発生に有利なはずです。

「渦流なんて本当に発生するの?」と思われる方はクリック

FOGランプ取り付け穴はダクトとしても使える様、センター部からテーパーを付けてあります。
センター付近の持ち上げ形状は、もちろんグランドエフェクトによるダウンフォースを得るためのデザインで、中央部は床下にも積極的に風を入れる様にしています。



量販車に惜しみなくレース活動で得たテクノロジーを盛り込んでしまう。
そこまでやってこそ「技術の日産」だと思うのです。(笑)
オーバークオリティだなんて言わないでほしい。
こういうことはクルマという商品に「高いポテンシャルを秘めている」という魅力を盛り込むことでもあると思うのです。
そういう意味では今はちょっとHONDAさん等にお株を奪われてますね。(^^;

他のデザイン変更点としては、ベルトラインを更に大胆に前傾させることで躍動感を増加させ、スポーツセダンであることを強くアピールする様にしています。

(2000/05/20)
バージョン2.5になりました。
リアフェンダーを小振りなブリスタータイプに変更。
プリメーラというクルマの性格上、なるべく上品なカタチにしたいところですが、ちょっとまだ試行錯誤中。
窓下のベルトラインを少し上に上げて弓なりにし、躍動感を強調。技術レベルの向上によりサッシも薄くなるはず。
リアホイール後方のエア抜きダクトを再度追加。今度はホイールスパッツ上ではなくリアバンパー下部に設けた。
形状はRUF−CTRをお手本にし、空力的に効果の高い形状とした。
その他、サイドシル、ボンネットのグリル部見きり線などを小変更。あとグリルにメッシュを入れました。

結構まとまり感が出てきたし、一見して非常に高性能であることを予感させる感じになってきて嬉しい。(^^)
BMWにも負けないぞ。(笑)
そういう雰囲気をかもし出すためには全体の大きなデザインもだけど、細かいディテールが機能に裏付け
されていることが重要なんだと思う。
なおかつ「プリメーラの新型」であることが黙って見せてもすぐわかる状態を保つことを心がけたいです。

(2000/05/18)
バージョン2ダッシュプラスのヘッドライトをマルチレンズプロジェクターHIDに変更!拡大してみてね!
ううむ、意外に似合うぞ。なかなかカッコイイと思いますがいかがでしょう?!>N産の方

(2000/04/20)
バージョン2ダッシュプラス!(^^;
ドアノブを大型グリップタイプに変更。
サイドモール、フロントモールの形状変更。
タイヤスパッツのダクトを無くしてデザインすっきり化。(^^;
Fバンパースポイラ形状小変更。
他、各部の微妙な調整。
それから。。発売時期を1年延期。(^^;;;

(2000/02/06)
久々の更新です。(笑)
空力性能アップのため、リアタイアハウスにスパッツを追加しました。これによりCd値は0.26を切ります。(笑)
スパッツ表面にはブレーキ冷却用のNACAダクトとエア・アウトレットを付けています。

(99/03/27)
Version2のヘッドランプの形状を変更。久々のバージョンアップです。(^^;
マーカー部分も少し切れ長にしてみました。

(98/11/22)
Version2を製作。
ちょっと過激?(^^;
フロント窓を傾斜し過ぎたので、窓がキッチリ開くように三角窓を追加。
これに伴ってミラーの取り付け位置を変更。
リアのボトムラインをキックアップ。ちょっとゴテゴテしてきたかな。(^^;難しいなぁ

(98/06/21)
エンブレムを少し大型化。
あと、バランスの少し狂っていた部分を修正。(^^;

(98/05/31)
バンパー形状を安定感のあるカタチに変更。少し厚くした。
フロントウインドウを更に前進させた。
フロントウインカーの中央寄りのコーナーにRを付けた。
左右反転してみたので左ハンドルとなっています。(^^;
ヘッドライトを少しつり目にした。

(98/05/17)
ミラーのデザインを少し変更。ライトのレンズを少しスモークに。HIDなら実用に問題にならないでしょう。(^^)
(98/05/15)

1.ナンバープレートの位置を下げて、ボンネットの開口部分をはっきりさせました。(^^;Szyさんご指摘ありがとう

(98/05/14)
1.現行型よりもフロントウインドウを前進させるとともに、傾きを強くしています。
2.1に伴い、ドアのカットラインを前方に変更。
3.サイドウインドウのベルトラインを少し前傾させています。かっこいいでしょ?(^^)
4.エアロミラー。
5.ヘッドランプ形状の変更。スラントをきつくしています。
6.フロントグリルの変更と同時に少し位置を下げて安定感を持たせています。
7.フロントバンパースポイラーの形状変更。
8.リアスポイラーの大型化。
9.純正アルミの大径化。
10.サイドスポイラのカーブの変更。
11.前輪を少し前進させています。(^^;

12.サイドウインカー変更。
13.ヘッドアップディスプレイ追加。
14.Aピラーのカーブを丸くしました。
15.Cピラーの傾斜を更に強くして後ろに下げました。これに合わせてCピラー根元のシルエットもボリュームのある形状に変更。



次世代プリメーラ バーチャルレポート
(更新日2000/05/21)

数々の先進テクノロジーが盛り込まれた今回のP13型プリメーラは日産が送り出した起死回生の切り札である。
P12でそこそこの成功を収めたものの、このプリメーラには日産の勢いを更に盛り返す役割が必用なのだ。
今回のこのプリメーラにはGT−Rと同様、日産テクノロジーの粋を集めたと聞いている。

まず、エクステリアのデザインから見れば、当時Z32が登場したときと同等のものがある。
勢い、全進感が強く感じられるデザインであり、全身からみなぎる躍動感は、なにか野生動物に出遭ったようなインパクトがあるのだ。
その反面ディテールは非常にシャープであり、面の合わせは今までの日産には見られなかった精度の高さで仕上がっている。
そしてボディはP12で3ナンバーにされたものが再び5ナンバー枠に収められた。
ブリスタフェンダーがあるものの、後部は空力的に絞り込まれているため、横幅はギリギリ入っているのだ。
全体の出来としては、21世紀に入ってもエアカーや空飛ぶクルマは現れなかったものの
「21世紀はこれで走る!」という気にさせてくれるデザインである。(笑)
もちろん、リアホイールスパッツが未来感覚を高めているのはいうまでもない。

更なるキャビンフォアードによりクーペ並に大きくなったドアを開けて室内に乗り込む。
ドアはなんらかのアシストメカが付いているのか、軽く動きうまく慣性力も抑えている。

エンジンを始動すると、インパネに計器が浮かび上がる。
センターコンソール上方のマルチファンクションHUDにはナビが映っているが他のモードも色々あるらしい。
素材のテクスチャと質感が上手く使い分けられ、豪華ではないが、安っぽさは無く趣味がイイ。

走り出すと、大容量化したキャビンにもかかわらず、低速からボディ剛性を強く感じる。
そして加速・・・、素晴らしい。
車体重量の軽量化もかなり効いているのだろうが、それにしてもよく出来たパワーユニットである。

ワインディングに繰り出す。
流石はプリメーラの血統を受け継いだクルマといえる。
ワインディングでの目を見張るトラクション性能はサスペンションがコーナリング時のタイヤのグリップを
200%まで引き上げているといっても過言ではない。

ハイウェイに移り速度を上げてみる。
音が静かな上、おそろしく安定している。
車高とドラポジは決して低くないにもかかわらず、地面に密着しているかのような感覚が感じられる。
同じに滑らかな走行フィールは、非常に高質である。
路面と大気の間に滑り込んでいると表現すべきか。
空気抵抗を軽減し、リアの乱流を防ぐリアホイールスパッツも操安性にかなり効いているようだ。
総じて地を駆る飛翔体ともいうべき感覚である。

関係者からは、このスパッツの装着について、かなり議論があったと聞く。
そう、ドレスアップ的な意味も大きいホイールデザインを隠してしまうからである。
ウワサによると内覧会に招いたホイールメーカーからも反発があったらしい。
しかし、担当部門はホイールのファッションよりも走行性能を優先し、反対を押しきったのだ。
リアサイドをフラットにすることが非常に有効であることは、以前から知られていたことだが、
1999年のBTCCでRAYS製リアホイールにカバーを付けたマシンが優勝したことも、大きな判断材料になったそうだ。
しかも全グレードに装着。
高速スタビリティだけでなく、燃費にも大きな効果があるため、エントリーモデルにも必用との判断からだ。
他社をみるといまだに躊躇するメーカーがほとんどである中の英断である。

ライトはマルチレンズキセノンランプ。死角の少ない照射性能は本当にすばらしく
ナイトドライビングが疲れない上安全性も高い。
尚、フォッグランプは完全に悪天候用でロードランプやアシストランプの類ではなく、イエローバルブが装着されている。
そう、マルチレンズキセノンはアシストが不要なくらい照射範囲が広いのだ。

さて、結論。
大胆すぎるかもしれないが、今のセダンの選択基準、プリメーラか、それ以外か?といえるのではないか。
あなたなら、これ以上何を望むであろうか。
おそらく、減らない燃料とと減らないタイヤだけであろう。

<注意;この内容はフィクションです。現在は。(笑)>