(特別編)
バームクーヘン? 違います。(笑)
SPARK BOOSTER
(2001/06/17)
最近、私が知らない間にネット上で新たなトルマリンチューンが開発されていることを、Project-Eにて知りました。
一応、アース接続も組み合わされていますので、特別編として紹介してみたいと思います。(^^)
製作方法については、ニャンクルさんのサイトを参考にさせていただきました。
こちらではあえて製作方法は書きませんので、ニャンクルさんのサイトをご参照ください。(^^)
1.取り付け
筆者の製作したスパークブースター完成写真。 | プラグコードにはこの様に取り付けています。 |
いかにも効きそうな外観。
アースは、プラグケーブルホルダーの付いていたボルトにバっ直アース線と共締めしています。
ホルダーはSFのケーブルが太くて入らないので取り去っています。(^^;
2.1stインプレッション
まず、筆者としては、走行前にはこういった先入観がありました。
「プラグケーブルに導体を巻くのは従来のプラグケーブルアーシングと同様にコンデンサ効果で波形が鈍り、放電時間が伸びてトルクアップするのだろう。
同じエネルギーで放電時間を伸ばしても、その分電圧は下がり、高回転ではパンチ力が無くなるはずだ。街乗り用燃費重視志向だろうな。」
まず、いつもセッティングを変えたときにやるように、アイドリングで5分エンジンとECUを慣らす。
ここでひとつ気がついたことがある。
排ガスの臭いがいつもよりかなり薄いのだ。風はない。
始動したばかりのときは結構濃い目の臭いがしていたのだが、燃焼効率が上がっているということか?
そして、いざ発進。
クラッチを繋ぐ。予想通り動き出しは軽い。トルクアップしている。
しかし、モンダイは燃費とパワーフィールがどこまで両立できているかだ。
まず50Kmほど燃費走行してみる。暑い日だったのでエアコンを作動させる。
走行後のHKS-CAMPの数値は、11.4km/L。
この数値は今までエアコンオフで燃費走行して出ていた数値である。
ECUの学習がまだ進んでいないはずだが、序盤でこの燃費なら大丈夫だろう。
省エネ効果はかなり良いのではないか。
さて、帰りはちょっとスポーツ気味な走行。
燃費がグングン下がる。回転を上げ気味で走る場合の燃費は従来と変わらないみたいだ。
家に到着し、CAMPの数値はトータル100km走って10.4km/L。
エアコン作動状態でということを考えれば、まずまず良くなっている様に思う。
走行した感じとしては、少しパンチ力が落ちているように思える。
吹けあがりは良好なのだが、中間加速が少し物足りないか。
しかし、筆者が以前プラグケーブルを自作アーシングした時よりも遥かに良い感じである。
燃費走行時の実力や低回転のトルクアップ感に対して、高回転域でのパワー感の犠牲は最小限の様だ。
おそらく、巻きつけ範囲がわずか20ミリの幅なので、静電容量が小さく、波形の鈍りが少ないのだろう。
それにしても、この小ささでよくトルクアップしているものだ。
これがトルマリン効果が加わっているということなのだろうか?
走行会にも行く筆者としては、若干マイルドになった様に感じているので、そのまま装着を続けるかどうかは
今のところまだ分からないが、ECUの学習が進むのを待ってもう少し観察してみたいと思います。
3.点火波形測定
アーシング全解除の点火波形です。 スパーク時間は2.2ミリ秒と読めます。 |
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アーシングVer.3.0の状態です。 スパーク時間は約2.3ミリ秒と読めます。 但し、振動しており、短いときは2.2ミリ秒。 しかし、長い場合が写る回数が多いです。 |
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アーシングに加えてスパークブースターを装着した状態です。 こちらも右と左の長さの間で振動しています。 長いときで2.4ミリ秒、短いときで2.2ミリ秒と読めます。 何度か撮影してみると、明らかに長い方が写る回数が多いです。 (長い方は8/10回くらいで写る。) というわけで、この左の波形とノーマルとを比較してみますと、もはや誰が見ても スパーク時間が伸びているのは明らかです。(^^) この測定結果から、トルクアップ効果は体感メーター(^^;だけでなく、電気的にも 証明できたと思います。 |