MINK

  月刊誌です。日本の漫画雑誌とほぼ同じ装丁と厚さを持っています。紙の質はこっちの方が良いかな?

 内容から判断するに、日本のりぼん/なかよし/ちゃお といった、低年齢向けのものに相当するようです。実際、MINKには1997年10月より「カードキャプターさくら」(翻訳題:カードキャプターチェリー)、12月からは「夢幻伝説タカマガハラ」(翻訳題:夢幻伝説)の掲載が行われています。ほかにも MINK COMICSとして怪盗セイントテール(翻訳副題:天使少女ネティ)が翻訳されていたりするので、まさしく「なかよし」に該当するのかも(笑) 
 
 ただ、りぼん/なかよし/ちゃお/(ひとみ) を見てきた経験から言えば、これらの雑誌とぴったり一致しているとは思いません。もうすこし年齢が高い層がターゲットかもしれない。

 掲載作品は、やわらかめの絵柄のものが多く見られます。ただ多少画力不足な面があるのは確か。作家によってかなり差があります。 

 個人的には「おかあさんは魔法使い」ムン・ケジュ(直訳では「妖術使い」となるが、まあこっちのほうが「らしい」でしょう(笑))がお気に入り。日本のものと比較すると、絵柄と演出がちょっと懐かしさをそそりますが、読んでていて楽しい作品です。
最新ではなんかシリアスな展開になってますけど(^_^;)

 それと「新少女」カン・ウニョンが良さげか(^_^) あ、でも「新少女」、連載終わったみたい。5月号からは別の連載になってます。4月末に単行本はでました。

1998年5月10日
 


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