正式授権版と海賊版の見分け方は、比較的簡単です。ただしそれは、両方買った事があって、外観だけでも違いに気づくことが出来るようになった人ならば、という条件がついてしまいますが(^_^;)
ほとんどの場合、裏表紙等に「集英社」「Shueisha」「講談社」「Kodansha」などの表記が入った韓国語が書かれており、それを読めば正式に契約が結ばれたものであるかどうかがわかります。「独占出版契約」いった文が書かれているわけですね(^_^)
韓国語が読めない場合でも、重要な文は漢字またはローマ字で書かれている事が多いので、それに注意すればまず間違いありません。
ただしこれには例外があります。正式授権版でも、表紙/裏表紙に契約の文が書かれているとは限らないんですね、これが。1998年6月に発売になった立川恵さんの「夢幻伝説タカマガハラ」、韓国題「夢幻伝説」の単行本はソウル文化社からMINK COMICとして発行されていますが、これの表紙には契約の文がありません。勿論本の中の奥付けにはしっかりと(C)表記等がありますが、韓国も日本と同様本にビニールなどのカバーがかけてあって書店で直接中を見る事が出来ない場合が多いので、その部分を見る事が出来ません。この場合「MINK COMICSは正式授権版である」という事を知っていれば問題ないのですが。
そういう訳で、正式授権版であるものを覚えておくと便利です。
●正式授権版であるコミックス系列
MINK系列 |
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ソウル文化社が発行しているシリーズで、雑誌MINKに掲載している漫画を収録したMINKコミックスと、単行本を直接翻訳したMINKコレクションの2種類がある。日本の単行本と同じ絵を使用しており、いずれも装丁等の質は高い。
(全ての翻訳コミックが日本と同じ表紙絵を使用しているかは不明なり)
(左上)MINK COLLECTIONの背表紙マーク
(左下)MINK COMICSの背表紙マーク |
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WINK系列 |
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ソウル文化社が発行しているシリーズで、雑誌WINKに掲載している漫画を収録したWINKコミックスと、単行本を直接翻訳したWINKコレクションの2種類がある。やはり日本の単行本と同じ絵を使用しており、いずれも装丁等の質は高い。
(全ての翻訳コミックが日本と同じ表紙絵を使用しているかは不明なり) |
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PARTYコミックス |
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ハクサン出版社が発行しているシリーズで、雑誌PARTYに掲載している漫画を収録したコミックスと、単行本を直接翻訳したものとがある。こちらも日本の単行本と同じ絵を使用しており、装丁等の質は高い。
(全ての翻訳コミックが日本と同じ表紙絵を使用しているかは不明なり) |
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ISSUEコミックス |
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NINEコミックス |
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ソウル文化社が発行しているシリーズで、雑誌NINEに掲載している漫画を収録またはコミックスと、単行本を直接翻訳したコミックスである |
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MAY QUEENブックス |
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ハクサン出版社が発行しているシリーズ |
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FANTASY COMICS |
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イェウォン文学社が発行しているシリーズ |
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●正式授権版であるとは思えない怪しいもの
MODERNコミックス |
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背表紙上部に「MD」の文字が入っているもの |
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HAN JOO出版のコミックス |
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背表紙上部に「HJ」の文字が入っているもの。 |
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SAMSUNGコミックス |
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背表紙上部に「SAMSUNG COMICS」の文字が入っているもの。
財閥グループのSAMSUNGとは無関係と思われる。 |
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その他、
CREAMコミックス
CINEMAコミックスシリーズ
WOOINのシリーズ
など。(さらなる調査実施中なり) |
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