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コリアニメ

 

[1999年06月23日]

 韓国女性漫画家、日本少女漫画雑誌に登場か?!


 韓国に詳しい情報筋(笑)によると、韓国トップクラスの女性漫画家ウォン・スーヨン(元秀蓮)が日本の少女漫画雑誌に登場する可能性が濃厚になった。詳しくは「コリアニメ」参照。
 
 日本では一応ホァン・ミナ(黄美那)が成功をおさめているが、厳密にいえば少女漫画としてのカテゴリーへの進出はまだ無く、実現すれば初めての快挙となる。他にも、イ・ビン等著名な女性漫画家が日本の出版社と交渉を行なっている模様。
 

 ウォン・スーヨン(元秀蓮)
 
 韓国内はもとより、台湾においても人気のある女性漫画家。リアルな人物画(やや劇画調、私は韓国女性版池上遼一とよんでいた(笑))とストーリーが売り物の漫画家で、代表作に「Full House」(台湾版は「浪漫満屋」大然文化社「公主」連載)などがある。

 私の好みのタイプの絵ではございません(^_^;) 故に単行本の類いは買っていないのですが、韓国の少女漫画雑誌(ハイティーン向け)の看板漫画家です。おそらく「韓国の少女漫画家は?」と問われれば真っ先に名があがる人です。
 

 
 台湾での人気状況をみると、ウォン・スーヨンの日本進出の可能性は高いと考えていますが、他の漫画家も日本で連載できるようになるかはどうかは微妙なところでしょう。この元情報を提供してくれたshingさんからのMail、私の漫画読みとしての感性および一部情報筋からのネタを加味しても、韓国の一線級の漫画家だからと言って出版社がほいほい使ってくれるわけではなく、かなり狭き門であると推測できます。韓国の少女漫画のレベルは高いのですが、日本と比べればその層の厚さにおいて比べ物にならないからです。言ってしまえば「このぐらい描ける可能性がある人は沢山いる」ところに殴り込んで来るのですから。個人的には、連載が終了し韓国でも評価の定まった「完成品」を翻訳出版の対象として持ち込むやり方でまず足がかりを掴んでほしいものです。
 

 

 


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