[2000年01月01日]

 一年経った!さて韓国漫画の現状は?


 私が韓国へ頻繁に行っていたのは1998年までで、1999年は全く海外には足を運んでいませんでした。が、先日(12月10−13日)1年ぶりに韓国に行き、東大門の問屋街を散策。さらにソウルアニメーションセンターやキャラクターショー、新龍山の電子街などに行き、漫画の状況をチェックして参りました(^_^;) 金大中大統領の元、日本文化解禁が叫ばれた1999年でしたが、その効果はいかに!? 日本漫画とアニメは大ブレイクか??
 
 で、結論。『たいして変化はない』 以上。
 
 全く変化がないとかそういう訳じゃありません。日本の漫画は正式授権版が増え、道をあるく子供たちがいきなり「ぴかちゅ〜」とか声を上げる、そういった面では日本の漫画やアニメは順調に韓国に受け入れられています。しかし、劇的な変化は見られませんでした。この1年の変化は、1998年を通して韓国に出入りしていた私が推測できる範囲のの延長上にあるようです。
 
 むしろ私が注目したのは韓国漫画の方です。

 コミックスのシリーズが増えているようなのです。それも、韓国人作家の作品を収録したものが。私がいかなかった1年の間に新設されたのか、それとも拡張されたのか?? まあそのへんははっきりしないのですが、少女漫画雑誌Comic Cakeも夏に創刊されているなどの点から見ても、漫画の市場が拡大しているであろう事は推測できます。また上に挙げたように、日本漫画の正式授権版も増えているので、読み手が増えて市場が拡大する方向に向かっているのは間違いないようです(^_^)
 
#海賊版も相変わらず快調にとばしているようで(^_^;)
 

 


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