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●恋するサンタクロース:表紙(★★★★)
●恋するサンタクロース(★★★★)
●2人は恋人(★★★★)
●春の日のおねがい(★★★)
●うそつきラブレター(★★)
●王子様のゆううつ(★)
●おまけまんが(★★★★)
●私がライバル:表紙(★★★★)
●私がライバル(★★★)
●ハートの伝言(★★★)
●夏色ワンステップ(★★★★★)
●おまけまんが(★★★★★)
●まるでミラクル:表紙(★★★)
●まるでミラクル(★★★★)
●番外編〜かなめと剣のクリスマスの巻〜(★★★★★)
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●神様おねがい!:表紙 (★★★★★) |
表紙良すぎ・・・(^_^) かりんちゃんがもう超可愛く描けてます(^_^;) 髪のウェーブと瞳が素敵(^_^)
基本的にはカラーリングの手法は以前と同じですが、色調が濃くなっています。印刷の具合なのかもしれませんが、結果的には非常に引き締まった感じがして丁度いい状態になってますねぇ。連載中より目が大きいけど、それもまた可なり〜。
(1999年10月16日) |
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●神様おねがい! (★★★★★) |
縁結びの御利益があるという神社の娘のかりんちゃん、今日も家の手伝いのため巫女さんになって札所に立ちます。するとクラスメートの藤沢君がお参りにやってきて・・・。藤沢君が引いたおみくじは凶だったのでかりんちゃんはとっさに中吉のにすり替えちゃったんだけれど、なんとそれを小さな神様のライに咎められ・・・・ |
いやぁ、ノーマークでした(^_^;) って、「何が?」というと、井上多美子さんの作品における台詞まわしについてであります。私はどちらかというと井上さんのキャラの表情や絵の構図、お話の流れなどに注目していたのでありますが、今回の『神様おねがい!』における最大級の名せりふ・・・
「はいはい、鳥居の下で巫女くどかない」(雑誌時86P、単行本80Pより)
に感動してしまいました(笑) ああ、なんとすばらしい! 藤沢の口説き(確かに女の子に会いに来るシチュエーションでは、こう言って口説くのはよくあることだな(^_^;))に対してあっさりとかわす(しかもほうきで「ばこ」ってやってしまう)かりんは完全に主導権握っておりますですな(笑)
それに、エピローグであるところのラスト4ページで完全に「締め」ているのが見事であります。全部で80ページあるんですが、これだけあると4ページ使ってきれいに纏められるんだなぁ(^_^) 「しかしまぁ」から「ここのお守りはよく効くなぁ」まで、インターバルの1コマを挟んで1ページで3コマしかない。でもこの「間」と構図、表情はとてもいいものがあります。ここだけ取り上げたとしても、十分評価に値しますね〜(^_^)
それともう一つの名(迷)台詞、いやト書きか?(^_^)
「きりりと神聖なふりをしつつ」「心の中は世俗にまみれてたりして(笑)」
(雑誌時13P〜14P、単行本7〜8Pより)
いや、正直でよろしいわ(^_^;)>かりんちゃん
(1999年05月10日、10月16日修正) |
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