■電脳少女★Mink 立川恵さん新連載(^_^)
 
 タカマガハラ終了後待ちに待った立川恵さんの『電脳少女★Mink』(サイバーアイドル・ミンク)がなかよし9月号より始まりました(^_^)。
 
 いやあ、ひっじょーに良いです、これ(^_^) 主人公白石みんくちゃんの可愛らしさもさることながら、滞る事無く進むストーリー、流石立川さんであります。
 
 お話は、「アイドルのイリアに夢中の、夢見がちな中二の女の子白石みんくちゃん。CDアルバムを買いに行ったお店での、ちょっとしたアクシデントで入手した謎のCD−ROMを、みんくちゃんのデータを入れて友達が実行してみたら、なんとみんくちゃんがデータ通りにMinkに変身しちゃったー。しかもTVの生放送中にっ」というところですか(^_^)
 
 37ページなのですがこれをフルに使っています。最初の数ページでみんくちゃんの性格と行動パターンが見事なまでに描かれています(^_^)

 もう、うるうる目をして涙をぼたぼた流しながら『ドラマドラマ』を吹き出し一杯に連呼するみんくちゃん、アイドルの水原愛純に対して同じように『ず
るいずるい』『いいないいな』を連呼するみんくちゃんにわたしゃメロメロです(^_^;) 夢みたら別の世界にちょびっとはいっちゃう彼女が上手く表されていて素敵(^_^)
 
 みんくちゃんの友人である叶花ちゃんと真帆子ちゃんの設定はわりとステロなものですが、良く練られています。それぞれが「サイバー」「アイドル」の部分でみんく(Mink)を支えるんでしょうね。
 
 一方、みんくのお相手役になる男の子も登場してます。いきなりバイクで事故ってみんくにインパクトを与える登場のしかたは上手いなぁ。ちゃんとライバルも出てきますし、第1話としては満点の出来でしょう(^_^)
 
 さて今回のもっともお気に入りのシーンは
 
 『「見た!?」「見た見た」「見る!?」「見る見る」「いくでしょ!?」「いくいく」』ってシーン。性格とノリが上手くでてて最高です(^_^)
 
 全体の雰囲気としてかつてのスタジオぴえろによる魔法少女系アニメの香りがする作品ですが(たしか立川さん「マジカルエミ」のファンだったはず(^_^;) だからセイントテールがあーゆー格好で〜)、次がとっても楽しみな話です、はい。(設定的にみると、なんかアニメとのタイアップの企画物という感じがしないでもないが(笑))
 
 さて、最期にちょっとツッコミ(^_^;)
 
 お友達の叶花ちゃんのパソコン・・・、10ページ目と24ページ目ではキーボードの形が違う(^_^;) 最初の方じゃトラックパッド等のポインティングデバイス付いてないっす(笑)
 
 でもたぶん、あと2カ月ぐらいあとだったら、彼女のパソコンもiBookだったりする可能性があったかもー(^_^;) 単行本収録時には修正されてたりしてー(^_^)
   
 
『電脳少女★Mink』立川恵
 講談社なかよし1999年9月号から連載開始
 

 
 


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