日本、韓国、台湾の少女漫画を制すれば、
この宇宙すべての少女漫画を制したも同じ〜か?(笑)
 

 
 ま、ちょっと極論かもしれませんけど(笑)
 
 実際はこんなもんです。いわゆる[COMIC]ではない、分野としてのMANGAのなかで、少女漫画というものを商業ベースで自給できているのは、日本、韓国、台湾だけでしょう。もちろん香港や中国本土にも少女漫画家はいるのですが、それらはその地域の少年向け/青年向け漫画家に比べて圧倒的に少数であるようです。少なくとも少女漫画雑誌を発行し、そのなかに十分な数の自国の少女漫画家が作品を載せており、そしてその漫画により新たな漫画家のタマゴが生まれている〜漫画家の再生産がおきている〜と感じられるのは、現時点ではまだ韓国、台湾のみのような気がします。

 とはいえ、その2国も日本漫画の影響下にあるのです。両方の国とも自国での漫画の歴史があるのですが、人口一億2千万、漫画とその関連の産業が経済機構の中に完璧に組み込まれており、子供から大人までが長年漫画に親しんでいる国が50年にわたって培ってきた分野からあふれ出るMANGAは、両国の漫画の数より圧倒的に多いのですから(^_^;)

 それはさておき、シンガポールを始め東南アジアの各国での漫画事情はどうなのか?

 それは私もまだ知らないのです。誰か教えてください(^_^;) タイやベトナム、シンガポールでも翻訳本の出版が行われているということは知っているけど(^_^;)
 

[〜少女漫画の世界〜]

ご意見等は 清水沼いるか(iruka@cyborg.ne.jp)まで