清水沼いるかというのは、もともとラジオで使っていたペンネームです。

 今を去ること20年前、ニッポン放送系で放送されていた欽ドンをはじめ、地元東北放送の番組であるジャンボリクエストAMOや、葵の聞きませんか歌謡曲などといった番組に送るハガキを送るときにこのペンネームで出していたのです。

 そもそものきっかけは、欽ドンでした。賞の賞金5000円欲しさに葉書にギャグを書いて出していたんですが、遂に放送中にギャグが読まれることはなく、5000円どころかニッポン放送の4色ボールペンさえ手に入れる事ができませんでした。ただ、名前だけは読まれているんです。10分間の番組の最後の最後の方で、読まれなかった葉書を出してくれた(つまり没になった)人の名前が呼ばれていたんですよ。

 それはいつものごとくギャグは読まれずにいたある日の放送のことでした。今日もダメだったかと思いつつその最後のお名前読みのコーナーを聞いていたら、かの萩本欽一氏が こう言ったのです。

 

『宮城県は仙台市の工藤たつ・・・たつ・・たつ・・・のぶ』

 

 そう、私の名前が呼ばれたものの、『竜宣』を『たつのり』と読めなかったんですねぇ。その後に巨人の原辰徳選手が有名になったので、『たつのり』という名前自体はメジャーになったものの、『竜宣』はいまだに『たつのぶ』と読まれることが多んです。

 このことがあって以来、ラジオとかそういったものに葉書とかを出すときにはペンネームを極力使うようになりました。それ以前も使っていたんですが、いくつかあった呼び方 を統一して『清水沼いるか』にしたのです。

 ちなみに漢字で書くと『清水沼入香』なんですが(笑) まれに清水沼入鹿とか、清水沼海豚ということもあります。

 あ、なぜ清水沼かというと、決めた当時仙台市清水沼に住んでいたからです。清水沼に居た・・居る・・居るか?ってなもんで......

 

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