台湾旅行記 2000年1月8日〜11日

   

なぜ今台湾だったのか?
 
 そもそも台湾行きはずっと前から考えてはいたものの、予算と時間の関係で断念してたんですね。何故かというと、過去の海外出張三昧(韓国・台湾に行っていた)の頃の金銭的なマイナス(^_^;)があったのと、行くんだったら4・5日はゆっくりしたいと思うわけで、それほど時間がとれないうちは行けなかったという訳です。ところがここにきて思わぬ状況に。まず金銭的な面で別の問題が発生し、それに対処したことで逆に余裕ができちゃった(笑)。さらに謎なハッピーマンデー制度のおかげで年明けが3連休になった。そして、海外出張三昧の時に蓄えたJALのマイレージの一部が1999年末で失効するため、無くすよりは使った方が良いだろうと、JALに「年明けの連休の予約取れますか〜?」と電話してみたらあっさり座席が取れてしまったという事。この3つが重なって、じゃあ行く気があるうちに・・・・ってなわけです。ああ、計画性ないなぁ(笑) でも行けるうちに行っとかないとね。あとで・・・なんて思ってたら予定ふさがるかもしれないし(笑)
 
■とりあえず旅の目的はっ
 
 趣味が趣味だけに(笑)、とうぜん漫画本の買い出しがMainに来るわけです。1年以上行ってないので、それまでに買っておいたあちらの少女漫画家の単行本も続巻がでてるのはInternetの情報でわかってたし、雑誌もゲットしたかったしね。それと、漫画の本が買える本屋さんの調査。ここのPageで韓国の漫画が買える場所を紹介しているけど、それと同じように台湾版を作るための調査をするわけです(笑)
 次に、観光(^_^) やっぱり美味しい物たべて見るべき場所は見なきゃ(笑)。そして最後の目的は、土地勘を得ること。正確に言うと「台湾に馴れる」事です。韓国はもう全然平気なんだけど、やっぱり知らない土地に行くってのは緊張&疲れるわけで、次に「また行こうっ」って気を起こすためにも馴染んでおく必要があるわけです。勿論毎回同じ所に行くわけじゃぁないんだけど(^_^;)

 さて、このほかに目的とは別に設定したこともあります。以前の出張で手持ちに残ってた2600元を除いた総予算を4万円以内とする(成田までの交通費なども含む)
こと。食事はあちらのものを取ること。日和って日本食やファーストフードに走らない事(笑) ま、折角外国いくんだから、安くて旨いものいっぱい食べようねってことで・・・(^_^;)
 
 
■1月8日(初日) さて、お出かけ〜
 
 EG203便(日本アジア航空)で成田から出発したんですが、これが朝9時発なのね(^_^;) つまり大体7時半にはチェックインする必要がある訳なんです。成田までは車で行くのが便利なんですが(逆に言えば車以外不便(^_^;))、家から成田までは約80キロ、普通に走れば平均時速40キロとしても二時間はかかると。そういうわけで朝の5時半出発を目標に起床。実際は4時過ぎに起きていて、Nifty巡回したりMailかいてたりしたのでした。おかげで出発はちょっと遅れ、発車したのはちょうど5時45分。朝早いので車も少なく快調に走れるのは判っていたから(12月に同じようにして韓国行ったから(笑))、焦ることもなくそのまま成田へ。空港近くの私営パーキングに到着したのは7時15分できわめて順調でした。1日800円の駐車料金を4日分払って車を預け、パーキングのバスに乗って空港第二ターミナルへ向かったのでした。バスから降りてチェックインが済んだのは7時40分ごろなんですが、全然混んでいなかったのには逆に驚きましたねー。3連休の初日だからもうすこし人が多くても良いんじゃないかと思ったくらいです。

 荷物も預け身軽になった後カードラウンジへ。へっへっへー、こういう時の為にJCBのゴールドカード持ってるんだもんねー(笑)(というか、こういう時以外なんの役にもたたんぞ(^_^;)>ゴールドカード)。でも座る椅子もないくらいに混んでいるときにはカードラウンジ使えるって事のありがたみがよーくわかるんだけど(^_^)、空港混んでなかったので全然メリット感じず。まあとりあえず朝っぱらから無料でビールが飲めたからいいか(^_^;)。

 搭乗機はボーイング767型機で席は21K、窓側でした。ちなみに帰りも21Kだったので、マイレージ使って予約取るとココになるのかも? 個人的には747よりも良いと思う。席が3・4・3の747よりも2・3・2の767の方が気持ち的にゆったりと出きると思うので。トイレに行くのにも、窓側だと隣の人一人だけに動いてもらうだけで済むし(笑)

 飛行機は定刻に出発。途中ちょっと揺れたときもあったけど、眼下の雲海(そう、晴れてなかったんだよなー(^_^;))を眺めつつ、中正国際空港に定刻少し前に無事到着。途中機内食でワイン飲んで朝っぱらから酒浸りモードを満喫しました。JAL系の国際線は短距離でもワイン積んでいるのが良いですなー。ちなみにJASの日本〜韓国線ではワインありませんです(^_^;) 韓国線の機内食はどっちも貧相だけど(笑)
 
>台湾の海岸線
 
 入国審査もつつがなく終了したので、荷物が出てくる前にお金を両替することにする。
とりあえず2万5千円を台湾元に。約7千2百元だった。米ドルに対して円のレートが高いのでこの値なのだろうか、いずれにせよ昔来たときよりも1割近くお得な為替レートだった。これに以前から持っていた2千6百元を加えたのが今回の軍資金である。(ちなみに7千円ほどは残して両替した。このお金は予備である(笑))
 
 税関を出て外へ。ここまで来てやっと「到着」した事になるわけでー(笑)。早速トイレに入って着ていたセーターを脱いで鞄にしまう。機内放送では最初台北の気温が17度とか言っていたので、「お、そこそこ良い気温じゃないか」と思っていたらこれが大間違い。暑いんだよ・・・。
 
 さて、空港から台北までは結構離れているので(30km以上あるはず)、ここからはタクシーかバスに乗る必要がある。タクシーは高いので(まあ日本に比べればすごく安いんだけどね)バスのカウンターに行く。台北行きのバスは数社運行していて、
持ってきたガイドブックの地図と運行路線図を見比べた結果、大有バスの西線という経路が宿泊するホテルのそばを通る事が判ったのでそれにする。料金は90元なり。
 

 >(左)バスのカウンター。税関から出て左側に集中してます。
 >(右)バスチケット

 
ちなみにここからは台北だけでなく台湾各地の中核都市にバスが出ている。次回の訪台時に使えそうだと思った。(もう次行く気になってる私(笑))
 

 >(左)各地への経路表。これでバスの時間もばっちりさ(笑)
 >(右)バス車内
 

 50分ほどバスに揺られる。窓から見える陽の光は強く、明るく暑い。台湾に来たんだなぁ〜とここで強く思った(^_^) 台北に向かう途中にあった電光掲示板の気温は25度(^_^;) うげげげ、事前情報では「今週は寒かった」ってのがあったので、半袖みたいな夏仕様の服は用意してこなかったんだが・・・(^_^;)
 
>車窓からみた台北郊外。雲が夏っぽい・・・(^_^;)
 
 「西線」のバスは、台北に入ると高速を降りて台北駅へ向かって南下、駅の西側を過ぎてから再び北上して今度は駅の東側を通っていくコースで運行されていた。泊まるホテルは駅の東側。そこに一番近いバス停まで乗る。この間、地図と外を見比べて地形を頭に叩き込む(^_^)
 
  ホテルには13時40分頃に到着(日本とは1時間の時差あり)。天津大飯店というところで、ガイドブックに載っていたホテルである。ここは自分で国際電話かけて手配した。日本語OKで安いのがポイントで、頼んでおいた1040元のシングルで一番安い部屋に泊まる。しかし早すぎたのか、部屋の掃除してる最中だった(^_^;)
 
>ホテル(翌日撮影)。新しくはないけどそう悪くないと思う。
 
 泊まったのは6畳間より広くダブルベッド1つの部屋だったんだけど、シングルの部屋は他の料金設定もあって、何が違うのかと聞いたら「部屋が狭いから」という回答だった・・・けど、全然狭くないじゃん(^_^;)。窓もあるし(笑)(以前に台湾へ仕事で来たとき、窓のない部屋に泊まったことがあるのさ(^_^;) まあ1泊なら我慢できるけど、連泊で陽の光が入ってこない部屋には泊まりたくないや(^_^;) ちなみに部屋には休憩2時間400元という案内があった。まあそういう目的にも使用できる部屋だから安いのかも(笑)

 
 
■いざ出撃、初日の目標は漫画の本ゲット!
 
 30分ほど休んだ後、バッグを片手に出撃する。まず最初に大通りに出て、ホテルから一番近い一番近い『永漢国際書局』に向かう。ビルの4階にあるその本屋は『国際書局』の名のとおり、日本の本が沢山置かれていた。小説は勿論漫画雑誌までおいてあるー(^_^;) ここでまず入手するのは台北市内地図とバス経路表で、この2つがあれば市内の移動はほとんど把握できるはずなのである。ところが経路表は見あたらなかったので、地図と台湾旅行案内の本を買う(もちろん中国語で書かれている本(笑))。それから台北駅まで徒歩で行く。10分足らずで到着〜。


 >(左)台湾は機車(スクーター、バイク)だらけである・・・
 >(右)台北駅と新光摩天楼。台湾のでかい建物の名所2つ

 
 巨大な台北駅は地下が列車のホーム、1階が切符売り場等、2階に商店や食堂がある。さっさと2階にあがって本屋を目指す。一回来たことあるんで場所は知ってた(^_^;) ここで買い逃したバス経路表を入手する。ついでに雑誌『天使』(台湾版りぼん相当)に連載されていた台湾少女漫画の単行本2冊をゲット。この時点で3時前だったが、ちょっとおなかが空いていたので腹ごしらえをする。機内食を食べたのが10時位だったから。
 
>今回の旅行で初の現地食、翡翠海鮮麺。85元とちょっとお高めだが、麺が緑色でさっぱりとした味だった。
 
 次に、駅を後にして摩天楼のそばを通り重慶南路へ向かう。実はさっきバスでここを通っているので迷わずに行けるのであった(笑) 重慶南路には書店街があり、ここで漫画の本を沢山ゲットする予定なのである。まず東西南北に歩き回って漫画本が置いてある本屋を探し、どこで何を買えば一番楽かチェックする。本は重いから、ホテルに近い店で手に入る本はあとでゆっくり買うのさね(笑)。 しかしここで思わぬ誤算が・・・。重慶南路1段にあるはずの『捷比漫画便利屋』が見つからないんだよー。

 
この店はいわゆる漫画専門店で、台湾の各地に支店がある。新竹市の支店でいろいろ買ったことがあって、いわば「確実に目的の漫画がゲットできるはず」の店。だから今回のメインターゲットとしていたのだけれど・・・。住所もInternetで調べておいたのにそれらしい店が判らない。

>住所だけではだめでした。Webからこの絵を落として印刷して持って行くべきだった(;_;)
 
 結局『書郷林有限公司』(『衆文図書公司』)という書店の2階が一番漫画の本が多かったので、そこで2回にわたって計40冊ほど漫画を購入する。2回も来たんでお店の人が笑っていたんだけど、まあ気にしない(笑)(そりゃそうだわ、買ったの全部少女漫画だし〜(笑)) その他、東方出版局という店で美少女1冊(中文版なかよし)と単行本3冊を買う(あゆみゆいさんの『チム・チム・チェリー』の中文版。今回は翻訳版はこれだけ。ホントは立川恵さんのも大量に買い込むはずだったのだが、なぜか全く置いて無くて入手できなかった(;_;))
 

 >(左)本屋入り口。どっちの本屋の名前が正しいのか・・(^_^;)
 >(中)北門?。ここの写真撮ってた女の子がいたので、名所なのかも(^_^;)
 >(右)書店街のさらに南には台湾総統府がある(観光名所。オタクな目的だけじゃなくて、ちゃんと観光もしてるゾ(笑))

 
 いい加減歩き回って疲れたのと雨がぱらついてきてたので、18時過ぎにホテルへ戻ることにした。本は重く肩に食い込むがそのまま徒歩でホテルへ(節約節約〜)。部屋で鞄から戦果を取り出し、雑誌をチェックする。すると、1/8に重慶南路でなにやら漫画スクールの原稿展示会らしきものがあったらしいじゃないかぁ。むむむ、見にいきたかったぞ残念〜(^_^;)


 >青葉店構え
 >食べ物の図。旨いの〜。ビーフンは最高でした、高いだけあるわっ。

 
 1時間ほど休んだ後食事に出る。雨が心配だったが大丈夫だった。とりあえずガイドブックに載っていた、ホテルすぐそばの台湾料理店『青葉』に行く。料金も少し高いらしいが日本にも支店があり味は良いらしい。
 ガイドブックに紹介されているからか、結構人が入っていた。日本人もいっぱい。でもかなり広い店なので席は空いていた。私が日本人だと判ると、写真のついた日本語メニューを持ってきてくれた。が・・・どれが良いのやらさっぱりー(笑) 結局無難なところで青菜炒めと焼きビーフン、春巻にビールを注文。計520元なり。高けー(^_^;) しばしビールを飲んで待っているとお料理到着。

 食事後は付近の散策。ホテルを中心に円を描くように歩く。ホテルの周りのお店とかを把握するためで、何処に行ってもかならずこれは行うのら(笑)。しばらくしてホテルの東側の大通りを一本隔てた場所に食堂街があるのを発見ー(^_^) 小吃の店が並んでいた。いざとなったら夕食はここでOKかなぁ。


 >道路の図
 >途中で見つけた謎の看板。日式珈琲ってどんなものなんだ?(^_^;)

 
 とりあえずそこらを歩き、木瓜牛乳(パパイヤミルク)を買う。やっぱ台湾にきたら木瓜牛乳は押さえないと(^_^) 500mlで45元。作ってくれたお店の人に木瓜牛乳の読み方を習う。『モッグァ』が近い読み方か?でも他の店でこれは通じなかった(笑) 素直に「パパイヤ」といったほうが効果的だった(^_^;)
  
 ホテルの西側500mほどには地下鉄(MRT)の中山駅があるのが判明する。新光三越もあってファッショナブルなエリアとなっていた。安い割には予想以上に便利なロケーションだったである>天津大飯店
 
 さて、散策途中おじさん一人とおばさん一人にそれぞれ声をかけられる。『アルバイトの子、います』『おひとりですか?』 おほほほほ(笑)、おひとりでございますが必要ありません(笑) 手を振って無視しさっさと立ち去る(^_^;) ナニを意味するかはしっとるぞ(^_^;)
 
 結局一時間余り徘徊した後ホテルへ戻った。途中饅頭を4個ほど買い(日本の普通の饅頭と同じくらいの大きさで甘い)コンビニに寄る。ここで噂の黒松沙土を発見、早速買って飲んでみる。サロンパス味の奇妙な飲み物という前フリだったけど、何のことはないルートビアじゃん〜(^_^;) ちなみにもっと濃い味の方が私の好みであります(^_^;)
 
>ペットボトル入り。缶のもあるよん。
 
 ホテルに帰ったのは21時半すぎ、日本時間で22時半。デジカメの画像データをPowerBookに移してInternetに繋ぎ、Niftyのチャットに『台湾いるか』のハンドルで参加。けれど誰も驚いてくれない(;_;) (以前は海外出張多かったし(笑)、コレは「ああ、いつものことかぁ」と思われている可能性が〜(^_^;))で、長居せずに落ちて明日の予定をたててから眠りについたのであった。明日は故宮だっ。
 
 
 
■1月9日 バスの利用は難しいのら(^_^;)
 
 9日の朝はちょっと早めに起きて、Nifty巡回とWebを見る。Mailも送受信。昔仕事で来た頃は、Internetプロバイダのローミングサービスなんてほとんどなくて、Niftyが提携していた台湾のAPのみしか使えない(当然Niftyでも文字ベースの接続しかできない)状態だったんだけど、今では何の問題もなくInternet接続ができるんだもんなぁ(^_^;)便利便利。ローミング料金だけが心配だけど(^_^;)
 9時過ぎに朝食でも取ろうかなと思って外に出たところ、天津大飯店のそばって朝はそういう店が出てないことが判った(^_^;) 昨日の夕食の「青葉」なら朝粥があると思ったけど、連続で同じ場所に食べに行くというのはポリシー(笑)に反するので、いっそのこと食べずに出て途中で買い食いをしようと考える。で、さっさと部屋に戻り荷物を準備して出かけることにする。
 
 今日の目的はます故宮博物館。昨日買ったバス経路表で304系統のバスが故宮行きであり、そのバスは地下鉄駅のさらに向こうの道路を通ることが判っている。そういうわけでその通りまで徒歩で移動する。が、なんか食べられそうな店は見つけらないままバス停に到着。結局朝抜き〜(^_^;)
 
>バス停。ちなみにバス経路表には「経路」が載っているがその経路上のすべてのバス停名までは載ってないので、待つときには注意がいるのだ(^_^;)
 
 最初はバス停には誰もいなかったけど、5分ほど待っていたら何人か人が待ち始めるようになった。勿論これがぜんぶ304系統に乗る人じゃないんだろうけど・・・。さらに数分待っていたら304系バスが到着した。私の前に4人ほど乗り込む。
 
 実は、故宮までの料金がいくらなのか判らなかったので、待っている間に小銭を多数ポケットに入れて準備していた。さらにいうと、先払いなのか後払いなのかもわかんなかったんだけどー(笑)、運転手のそばに料金箱があって、先に乗った人がここにお金を入れて行ったのをみて、先払いであることが判った。あ、バスは前乗りでした(笑)。けど、幾らかがわかんない(^_^;)
 
 ところが〜。先に乗った男性が一人、料金箱のところで運転手とのやりとりを始めた。どうやら料金が判らないのか、支払方法かなんかがよくわからないらしい。と、見ると手に『地球の歩き方』持ってるじゃないですか(笑)日本人だぁ〜(笑)。
 彼と運転手のやりとりのなかで、どうやら故宮までは30元であるらしいことが判った。お金を払ったところ、運転手がなにやらオレンジ色のものを手渡してきた
 
>車票
 
 受け取ったところバスが動き出したので、あわてて席に着く。さっきの男性の前に座り、『故宮に行かれるんですか?』声をかける。
『私は市内のバスに乗るのは初めてなんですが』と聞くと、彼曰く、台北のバスの乗り方にはパターンが何種類もあって、なれるまでは大変難しいらしい。先払いが基本のようなんだけど、運行距離が長いバスの場合は区域化されていて、その区域をまたがって乗る場合は追加料金を降りるときに払うという事もあれば、このときのように先に全額払うと車票を渡され降りるときに運転手に返せばOKという場合もあるらしい。
さらに、このときのバスなんて、途中からは中乗りさせたりしてたんで、もう訳がわからない状態でしたが(^_^;)。

 20分ほどバスに乗っていたら故宮に到着。一言でいって、『でかいわ〜』(^_^;)
 
>故宮前から望む
 
 で、料金払って中に。ついでに翻訳テープを流してくれるレシーバーも借りる。そんなに高くないけど、レシーバーは借りるときに身分証明がいるので、パスポート持っていった方が無難ですよ〜。
 
 さてと故宮の中は〜〜〜割愛します(笑) 写真撮影できないしね(笑) 陶器とか青銅器、書物とかに興味がある人はいいけど、そうでない人にとっては広くて辛いかも〜(^_^;) 最初のうちマジメにレシーバー使って説明を聞いていたら、あっというまに1時間たっちゃったんで後は飛ばしまくりました(^_^;) いや〜、ちょっとだけ見に行くってとこじゃぁないねぇ(^_^;) ちなみに私は陶器が好きなので問題なし(^_^)
唐の時代の焼き物が一番気に入ったなぁ〜。3色の上薬使った焼き物が素朴で綺麗でいいっす。白物とか青磁系よりすきー。

 さて、この故宮、一言いえるのは日本人がいっぱいって事です。日曜に行くとレシーバーなしでもたぶん楽しめます。ツアー客の後を何気ないフリしてくっついて行くと解説が聞けちゃうぞ(^_^;)

でもさ、台湾に来てまで韓国語聞くとは思わなかった(^_^;) 親子連れ(って言っても子供らしき男性は20代だと思う)の韓国人がいてさぁ〜、中文読める人がついてて説明してもらいながら見学してた。流石にオートガイドも韓国語には対応していないからねー(^_^;) いや、説明してた人が言った内容が判る私も私だが(^_^;)
 
 13時少し前に外に出る。すごーくいい天気。故宮の中は冷房効いてて冷え冷え〜だったんだけど、外は気持ちよかった。動き回ったりしなければ汗もそう出ない程度の気温だった。出たとたんにタクシーの客引きに出会ったが無視する。いいかげんお腹も空いていたので、ガイドブックに紹介のあった故宮の敷地内にあるレストランに向かうのだー。
 
 とりあえず出口の右方向にあるらしいので歩いていったら、縁石に座っている行列がある。見るとそこがバス停で、さっき乗ってきた304系のバスがそこから出るらしい。20分に1本程度なので、食事して次にバスに乗ればいいや、と考える。
 
レストランは混んではいたが幸いなことにぎっしりという程ではなく、少し待てば座れるという感じだったので、先に食べ物を取っておいてから席を探すことにする。ここはカフェテリア方式で、すでにお皿に盛ってある料理を好きなように選び、最後にお金を払って席に向かうことになる。昨日の事から「3菜1湯で」なんて思ったが、一人で皿3つ分の料理は多すぎる(笑)ので、肉と青菜いためが一つに盛られていたものと豚肉の揚げたもの、それにトウモロコシの入った湯とご飯の4品を選んだ。合計300元。先の2つが100元ずつで、湯とご飯が50元ずつのようである。(うっ高いぞ(^_^;))
 
>昼食の図
 
 人心地ついて出てきた時には、バス停のさっきの行列は無くなっていた。当然か(^_^;)
 バス停の前まで行き、縁石に腰を下ろしてひなたぼっこをしつつ地図を見る。次の目標は士林、ここにある大然出版の漫画直販店を探すのである。幸いというかなんというか、故宮へのバスはほとんどが士林駅付近を経由してくるので、地図を見ながら一番近いバス停で下りれば問題ない・・・はず。 座ってうだうだ地図を見ていたら、突然声をかけられる。見るとカップルが何か訊いてきているのだが・・・あたしゃ中文の会話だめっす〜(^_^;) 「I'm japanese」と言って困ったフリをすると理解したらしく、そのまま道を歩いて降りていった。やれやれ・・と思ったのものつかの間、今度は学生らしき男性に声をかけられた(^_^;) 韓国だったら「いるぼんさらむよ、はんぐんまるもるげっそよ」と言って逃げられるんだけどなぁ(^_^;)(「訳:日本人です、韓国語解りません」と韓国語で答えるのだ(笑))
 
 やがて私の後ろに女の子2人がならび、列をつくった。そのまましばらくぼけーっと待っていると、バスが目の前に現れて止まった。しかし、そのバスは304系のバスじゃない(^_^;) 紅16剣澤駅行きとなっている。あれれっと思っていると、前扉が開き運転手がこっちの方に向かって何か言ってきた。急いでバス経路表で紅16系を探すが、なんと載っていないー(^_^;) 女の子2人はそのバスの扉まで行って、運転手に何かを訊いた後乗り込んでしまった。そして運転手はそのままこっちを見ている。意を決してバスに近づき、「士林すてーしょん?」と訊いてみる。運転手頷く。剣澤駅は士林駅の隣なので、言われるまま15元払って乗り込んだ。
 
>紅16バス
 
 バスはそのまま故宮を出て、朝来る時に通ってきた道を逆に進み始めた。と、車内に経路図が貼ってあるのを発見ー(笑)。予想通り304系と同じように士林駅のそばを通り、剣澤駅まで行くことが解る。どうやら故宮〜剣澤を通る循環バスらしい。
 
 空港から台北まで乗ってきたバスは車内に次の停車地をしめす掲示があったが、市内を一般に走っているバスにはそんなものはない。車内放送もない。降りるには、外をみて目的の場所だと思ったら合図のボタンを押す。最初は士林駅そばで降りようと思っていたけど、住所しか知らない大然の店は駅のどちら側にあるかわらないので、このまま剣澤駅まで乗っていき南側から歩いて探すことにする。
 
 あとで解ったことだけど、このバス経路表に載ってない紅16系のようなバスは最近増えたものらしい。今、台北ではMRTと呼ばれる鉄道(一部は地下を走って地下鉄になっている)が路線を延ばしつつあるんだけど、それにあわせてMRTの駅に接続し周辺を巡回するパターンのバスってのが新設されているようなのだ。いくつかの駅でそこを起点としたバスが用意されてるって訳。さらにこのバスへMRTから無料乗り越しができるような方法もあるので、うまく使えば割安にもなるのだ(^_^;) でもどういう経路のバスが運転されているのかは、そこまでいってみないとわからんので、初めて行く場所では使えないのであるー(^_^;)
 
 さて、バスを降りて士林方面へ向かって歩く。漫画直販店の住所と歩いている場所の住所を照らし合わせながら進んでみると、どうやら店は駅の北西側のようである。15分ほど歩いたところでその住所に到着。だがそれらしい店は・・・わからん(^_^;) と、数歩行きすぎてから振り返ると、上に看板があるじゃん(^_^;) 士林駅の方から見ると看板がないんだけど、反対側から見るとちゃんとあるのだ(^_^;) で、早速入ってみる。
 

 >お店はビルの2階にある。駅側から見るとこんな感じ
 >反対側から見るとMANGAの文字と看板が(^_^;)

 
 流石直販店だけあって本がたっぷりとある。昨日買い漏らした単行本と、雑誌のバックナンバーを買う。ここで予想どおりのショックな事が確認できたが、まあこれは別コーナーで述べるとしようっと。店員は言葉が通じない謎のおやぢが少女漫画買いこんでたので、かなり怪しんでいたような気がする(笑)

 直販店で時間をつぶしたあと、士林駅へ向かう。途中漫画喫茶らしい店も発見したが寄り道せず駅へー。
 
 この時点で2時45分、なんか中途半端な時間なので、思い切ってMRTの終点、淡水までいってみることする。当初の計画では明日行くつもりだったのだけど、ま、行き当たりばったりな旅でもあるので〜(笑) ってなわけで、MRTに乗る。そこそこ混んでいたが途中で座ることができた。
 
 MRTは淡水河に沿って走るのだけど、外を眺めると河の水際は背の低い木がいっぱい。それらの木は水中からのびている。川岸だけを見るとミニマングローブの林って感じなんだけど、ほんとにそうなのだろうか?(^_^;) 

 淡水駅には20分ほどで到着、駅が混んでる〜(笑) 最初は親子連れとかがおべんと広げてたり、子供が凧あげてたりしていた駅西側の広場に行き、その辺が観光名所だと思っていたのだが、ガイドブックをみるとそうではないらしい。河沿いから一本入った道路が屋台などのメインストリートみたいなことが書いてあったので、人の流れにあわせて行ってみる。
 
>串魚丸
 
 本によると淡水の名物は『魚丸』。一言でいえば「つみれ」である。新鮮な魚のすり身団子で、中に豚の挽肉もはいっているという代物らしい。で、これを食することを目的の一つとする。普通は『魚丸湯』というスープになっているようだが、串の魚丸を発見したので買って食す。なるほど旨いや〜。
 
 少し歩いたところで人の流れが変わっているところがあり、その流れに乗って左折(河の方向)する。そこは人でごった返していた・・。実は河沿いから一本入った道路よりも、河沿いの方が店も多く露店も出ているのであった(^_^;) あまりの人の多さに身動きが・・・・(^_^;)
 
 しかし魚丸湯を食べるまでは・・・と頑張って店の一つに入る。
 >(左)人混み(^_^;) 
 >(右)これが魚丸湯、中には挽肉が。



 
 16時近くなってきたので、そろそろ戻ることにする。淡水には他にも観光名所がいくつかあるのだけど、17時半に台北駅で待ち合わせをしているので、これ以上淡水にいることができないのである。とりあえず土産になるような名物を買って帰る事にして、近くの店に寄る。鉄蛋という卵を煮て黒くなったものが名物なので買うことにしたが、寄った店ではえびせんのようなものが大量に置いてあった。正確に言うと、えびせんよりは硬く長さも不定で色も濃い。エビの他にも魚を使ったものもあるのだが・・・。まあそういった魚介類を練り物にして揚げたようなものが袋に入っていたわけ。そこで、魚が原料のそれを1つと鉄蛋を一袋買うことにした。店の主人に差し出すと、そのえびせんみたいなのをもう一袋あわせると200元なのでどうだ?と身振りで示してきたので、エビのも追加して買ったのであった。
 
>食べちゃった後の袋〜
 
 結論から言うとですね、このえびせんモドキ、当たりです(^_^) もう淡水行ったら買うっきゃないっす(^_^;) ほんと、やめられない止まらないモードに入りますわ(^_^;) ちょっと硬いんだけどポリポリ囓る食感もよし、味も良しです(笑) エビのはピリ辛でした。
 
 土産を手にMRTの駅に戻る。ちょっと混んでるな〜。そのままホテルに一番近い中山駅まで行き、ホテルに土産や本などの荷物を置いて再び出かける。時間は17時10分、ちょうど良い時間だ〜(^_^)
 
 
■Niftyの夜市オフ開催っ
 
 待ち合わせの時間と場所は17時半に台北の新光三越前であった。地下街を通って地上にあがったら、人がいっぱいだった(笑) 目印がわからんよー(^_^;)

 10分ほどうろうろしていたら、それらしい人をようやく見つける。台湾までPowerBookを持ってきて直前の書込をチェックしていなかったら見逃していたかも(^_^;)。 集合がこの場所で間違いないというのが判ったので、残りの人を気合い入れて捜す。と、すぐ見つかった(^_^;) 一番の目印に・・と考えていた人が、たまたまその場にいなかったので、見つけられなかったのであった(^_^;)。 男性5名女性1名の計6名、参加表明していた全員があつまったので、さっそく夜市へ出かけることになった。行き先は松山駅近くの『饒河街観光夜市』となる。
 
 『饒河街観光夜市』に行くには列車が便利とのことなので、そのまま台北駅に向かう。松山駅まではわずか一駅なんだけど、実は結構距離があるのだった。18元のキップをオフの参加者に買ってもらって(自動券売機があるんだけど、買う方法が面倒くさいのさー(^_^;) ボタンを5回ぐらい押さないと松山駅までのキップが買えないの(^_^;))、改札から地下ホームへ向かう。混んでるなぁ。
 
 台湾の鉄道も日本と同様に特急・急行・各駅・電車といったパターンに列車がタイプ分けされている。しかし台北駅付近のこの区画だけは、どのタイプの列車でも各駅に止まるらしい。さっきの券売機の面倒くさいボタンの押し方も、特定区間のキップを買う方法だったらしい。そういうわけで、目の前にやって来た特急の「自強号」に乗る。すぐ発車のベルが鳴ったが・・・、そのベルで出ていったのは隣のホームにいた別の自強号(笑) 時刻表よりちょっと遅れていたみたい(^_^;) ちなみに台湾の鉄道は、かなり正確に時刻通りに走ります(^_^;)
 松山駅で降り、駅前の通りを一本越えた先に『饒河街観光夜市』があります。

 >入口と中
 
 基本的にはなんでもアリな夜市、道路両側には服や靴といった一般ファッション関係の店や食堂がお店が開いている。で、道のまんなかには装飾品やおもちゃ、シャツ等をはじめとして食べ物の屋台が並ぶ。当然臭豆腐も(^_^;)
 
 タピオカ入りイチゴ牛乳なんかを飲みつつ歩き回ったあとで(特になにも買ってないのら(^_^;))、食事のため脇道にそれてから別の通りにある屋台のテーブルにみんなで座る。各々好き勝手に注文をするけど、その屋台のメニューってあまりなじみのないものばっかりで、みんな結構迷う(^_^;) メモ用紙にそれぞれの料理名を書いて屋台のおばさんに渡す。
 

 >メニュー
 >私が頼んだ陽春麺 25元 一食分としては少な目だが、こういったものを2つ頼むと結構お腹いっぱいになってくるのだ〜。

 
 食事もすんだので夜市の方に戻ることとする。そのとき、一緒に行動していた人から、この屋台の道路を挟んで反対側にある場所が、松山賓館のあったところだと教えてもらった。むー、
 
>右端の信号と照明のあいだにぽっかりと空いたホテルの跡地。左の建物の真ん中の白い枠のようなものは、倒れた松山賓館によって壊された部分の補強材です・・・。
 
 その後、夜市をぐるぐる回る。時々飲み物買ったり美味しい食べ物買ったりして過ごす。
  
 20時ぐらいになって、「ここも一応全部見たし」ということで、別の場所に移動することにした。次の場所は台北駅の向こうがわ、華西夜市である。再び松山駅へいって台北駅まで移動し、MRTに乗って龍山寺まで行く。華西夜市は観光名所である龍山寺のそばなんである。ちなみに龍山寺までいくMRTはできたばっかりである。ガイドブックにはまだ「建設中」の文字が(笑)
 

 >華西夜市の門
 >寺門 

 
 さて、華西夜市だけど饒河街観光夜市のような賑やかさはなかった(^_^;) 怪しい物ならいっぱいあったが(^_^;) すっぽんの生き血とか、蛇がつるされて売られていたり料理されていたり〜(^_^;) 一般観光としては饒河街観光夜市のほうが良いですね(^_^;) あまりぱっとしなかった(^_^;)華西夜市を後にして、龍山寺に寄ってみる。煌びやかなお寺である。
 
 >牛肉麺
 一通り見て回った後、再びMRTへ。ここでNiftyのオフはひとまず終了である。今日はけっこう歩き回ったので、そのままホテルに帰ることにする。龍山駅の次の西門でおりる4人に別れを告げ、もう一人とともに台北駅へ。その人とも台北駅で別れてホテルに戻る。ちょっと小腹がすいてきたのでホテル近くで牛肉麺をたべ、水と珈琲なんかを買って22時ごろホテルに戻ったのであった。あすは温泉だっ。
 

  
■1月10日 温泉へ行く
 
 3日目、朝8時過ぎに起きる。外は曇り。昨日の疲れか多少調子が良くない。咽が痛く咳が出る。しかしその他には異常はなさそうなので、今日は予定通りまず新北投へ行き、温泉につかることにする。その後は何処に行こうか? 温泉づくしで陽明山まで行くか淡水再びか、それとも基隆までいってみるか?
 
 とりあえずゆっくりと準備をし、9時半頃MRTの中山駅へと向かう。タイミングを外した上にお腹があんまり空いてないので、今日も朝食ぬきとなる(^_^;)。
 
 月曜のこの時間はMRTも空いていた。そのまま北投まで乗り、そこから新北投までの新北投線に乗り換える。昨日通った時には気がつかなかったけれど、北投〜新北投って伊豆や熱海のあたりによく似ている。平地に急な山が迫っている形で、そこにホテルのような建物がちらほら見えるのである。
 

 >(左)MRTからの車窓
 >(右)新北投駅。まあ特に何かがあるというわけでは・・

  
 乗り換えの北投駅でまたまた現地の学生らしき男性に乗り換えを訊かれるが、対応できない(^_^;) まあ、彼は私と同じように新北投駅まで行けたようなのでいいか(^_^;)
 
 到着後、ガイドブックの案内に沿って、地熱谷というところへ向かう。
温泉がわきだして池になっている所らしい。坂道を上がっていくと、途中で『温泉博物館』なる建物を発見。実は昨日あった人にこの温泉博物館の話は聞いていた。月曜が休館日であることも(^_^;) とりあえず外観を眺め、案内板に目を通しておわる(;_;)


 >温泉博物館外観 
 >案内板〜

 
 そこから5分ほどで地熱谷の入口に到着。そのへんの建物を見ると、どうやら入浴だけの利用が可能な模様である。もっとも日本語が通じるかどうかわからないので、問題なく利用できるかは不明(^_^;) 
 

 >(左)入口への分岐。ここの左側が地熱谷
 >(右)地熱谷入口。しばしの間掃除のため入れない。

 
 ところが・・・月曜って、ここもダメなのね(;_;) 昼過ぎでも閉まってたので諦めた(;_;) 次回リベンジじゃぁ〜 しかたないので、入口にあった屋台で謎の練り物串を買って食べ、温泉外湯の『瀧之湯』へ向かう。さあ、浸かるぞ〜
 
>滝之湯入口

 滝之湯は古い建物で、内装も綺麗とは言えない所でした。ま、戦前から日本軍が使用していたって代物だからしょうがないけどね(^_^;) 泉質はいいものでした(^_^) ただ熱い(笑) あついの好きだからいいけど、途中で入ってきた親子は難儀していた(^_^;) 3歳ぐらいの男の子にはもの凄く熱く感じたらしい(^_^;) そうそう、次にはいるときには石鹸もっていかなきゃ(^_^;) ちゃんと地元の古老って感じの人がいて、若い奴が入ってきたら先に体洗えみたいな事を注意していました(^_^;) 私は湯船に浸かって暖まったら出て、そばに座り体がある程度冷やしてからまた浸かるというのを繰り返していたのだけど、出たときに足の裏だけお湯につけたら怒られました(^_^;) 言葉はわかんないけど言っている意味はわかったので、さっと足を引っ込めましたが(^_^;) あと、のぼせるの防止するためにも、水みたいな飲み物も持って入ったほうがいいかも。
 
 1時間弱温泉に浸かり、12時前にはほかほかでゆでいるか状態になったので、しばし瀧之湯の入口のテラスで体を冷やしてから駅に向かう。途中昼だからと食堂に入ろうとしたら満員ではいれないー(^_^;) 結局そのまま駅に行って、MRTに乗って台北へ戻るのであった。昼は台北駅の近くの食堂でたべようっと(^_^;)


 >新北投電車。この一編成が新北投〜北投間をいったりきたりしてた
 >MRT途中で見ることが出きる、台北名物圓山ホテル(笑)


>台北駅のそばで食べたビーフンとチャーハン 計70元

 この時点で14時前、しばし次の事を考える。結局、基隆まで行ってみることにする。何か目的があるわけではないんだけど、バスに乗ってみたいと思ったので(^_^;) 基隆までは列車もあるけどバスで行くのが便利なのである。
 バスは台北駅から出ているので好都合、そのままチケット買って乗る。45元で基隆まで行けるのは安いなぁ〜
 
 >台北東站のバスチケット売場
 >チケット〜


 
 台北から基隆までのバスは高速道路を通っていく。混んでいなければサクサク進む。高速にのるまではちょっと時間がかかったが、45分程度で到着した。ついたら雨だった(;_;) 傘持ってきてよかったけど、ちょっと移動がしづらいな(^_^;)

>基隆港 日本への船便も出ています。
 
 さて、基隆まできてなにをしようか? 雨降ってたので歩きたくないし。ガイドブックをチェックした結果、和平島ってことまでバスで行って、そこにあるらしい奇岩を見ることにする。さっそく基隆駅前のバスターミナルに行って市内バスの101系を探す。
101系にのるにはわずか12元で済む。安いー。
 ところがところが、ついたけどどっち行っていいかわかんないのら〜(^_^;) 
 
>和平島の通り
 
2,30分彷徨いて魚市場とか山頂の謎な社を巡ったり、外海なんかを見たりしたけど奇岩が何処にあるのかわかんない(^_^;) 高台から見た景色は良かったけど雨で霞んでたしなぁ。結局1時間ほどで再びバスに乗り、基隆市内へ戻ってしまった。ちなみに和平島への行き帰りのバスは、降りる時に車内の上を這っているひもを引っ張るとブザーが鳴って降りる合図となるという古いタイプでした。 市内まで戻ってきたら、夜市がでるという場所まで赴く。でも時間が早すぎて夜市にはなってない(^_^;) いつも屋台が出ている通りを数回まわってちょっと腹ごしらえしたあとで、早々に台北へ帰ることにする
 



 >準備中の屋台
 >名前が変換できないけど、屋台で食べた麺(^_^;) 右から二番めの麺です(^_^;)

 
 台北に戻ってかるーく餃子でも〜と考え、餃子専門店に入る。なんか食ってばっかりだけど(^_^;) 水餃子と蛋花湯を頼む。
 
>夕食
 
 お腹もいっぱいになったので、駅のそばのテント群(これも夜市だった)を覗いてからホテルに戻る。
 
 
 さて、これからが問題だった。昼間結構歩いて疲れていたが、ホテルで一休みしてみると、明らかに体調がおかしい。咽の痛みはなくなったが相変わらず咳は出るし、なんか少々熱っぽい感じ。なので、Internetに繋いで適当に巡回したあと、さっさと寝ることにする。多少寒気もするので、部屋にあった布団をベッドの毛布の上にかけておく。
 
 夜中(といっても0時前)、ついに高熱が(^_^;) 寒気がして布団に潜っているとやがて汗がだらだら。手足を出すと寒くてたまらないし・・(^_^;) 一人旅で倒れるという最低の状況。でも同行者がいないのは幸いかも(^_^;) 夜中じゅううんうん唸っている人間と同室だったりするのはイヤすぎると思う(^_^;) 咽が乾くたびに買っておいたコーヒーとミネラルウォーターを飲み耐える。
 

■1月11日 朝もふらふらなのら〜
 
 8時頃目が覚める。が、まだふらふらの状態。今日チェックアウトして帰るんだが・・・。熱も下がっていない。飲み物も尽きる。とりあえずまた寝る。10時近くになって、意を決してコンビニへ飲み物と食べ物を買いに出ることにした。鏡をみたら顔色がすごーく悪いのがわかる。でも汗くさいので、髪と顔を洗ってから部屋をあとにする。ホテルのフロントでチェックアウトの時間が12時であるのを確認して、コンビニへ行きコーヒーとパンを買う。ついに中華風でない食事を取ることになるが致し方ない(^_^;) パンを食べた後、ひたすら12時近くまで倒れていた(^_^;)
 
 12時近くなってもまだしんどい(^_^;) 熱は多少ましになった気がしたが、体が言うことをきかないし、動くのがつらい。よっぽどこのまま今日も泊まろうかと思った(^_^;)

 しかし頑張って起き荷物を詰める。頭痛がしなかったのが幸いである。部屋をチェックアウトして空港までのタクシーを頼む。当初の予定では、今まで残しておいた現金で宿泊料を払いバスで空港まで行くつもりだった。けど、バスに乗るなんて気力はないので、もうタクシーを使うっきゃない。「1000元かかりますけどいいですか?」と高額を言い渡されたが即払って頼んでしまう。ホテルの代金はカードで払った。そしてタクシーが来るまでのあいだ、ホテルのロビーに座って居眠りする(^_^;)
 
 タクシーは15分ほどできた。乗り込んでひたすら眠る。気がついたらもう空港のそば、こんな時に限ってすいすいと来たらしく、なんと12時45分過ぎには空港に着いてしまった。ちなみに飛行機は15時5分発のEG208である。
 
 カウンターではチェックインがすぐできたようだが、そこまで行ってチェックインの為に並ぶ気力が起きない。空港ロビー入口の椅子に30分ほど座って(寝て(^_^;))気力が高まってからチェックインする。荷物を預けて2階の出発ロビーまで重い足を運ぶ。と、そこには空いている椅子がいっぱいー。思わず座ってから目の前の椅子を近づけて、足を延ばした形で座れるようにしてから眠ることにする(^_^;) この時、13時半。そして14時半までここで果てていた(^_^;)
 
 来るときの成田ではJCBカードのラウンジが使えたが、実はここ台湾の中正空港では会社支給のダイナースカードのラウンジが使えるんである。で、ダウンしてなかったらダイナースラウンジ(長栄航空のラウンジである)にて飲み物タダでゆっくりっするつもりだったのだが(^_^;)、もうそんな気力はなかった・・・。
 
 14時半、もう中にはいらなきゃ・・と言うことで、出国カウンターを通ってゲートへ向かう。途中免税店でウーロン茶を購入。ホントはこの時点では現金がなくなっているはずだったのだが、タクシーとカード支払いをしたため現金が残っていたのだ(^_^;) けど、会社に持っていくつもりもなし、ウーロン茶も前に買った物が残っているのに(^_^;) しかもチョコまで買ってしまった。わはは、熱に浮かされたんで正常な判断できなかった私であった。

 15時過ぎに飛行機は無事に離陸した。飛行機の中でも寝まくる(^_^;)

 
■到着〜
 
 予定より少し早く19時前に成田に着陸。途中食事も半分くらい取っただけでずっと寝ていた。おかげで、降りるときにはだいぶ体が楽になっていた。車が運転できそうな程度までに回復したのはラッキーである。ま、この体調で運転するのってのはまずいんだけどさ(^_^;) 途中薬局で体温計を買って(笑)家路につく。21時半すぎ帰宅。
 
 とまあ、旅の最終日はちょっとアレだったけど、なんとか楽しい旅行となりました(^_^;) けど見ることできなかったものがあったりしたんで、また行きたいなぁ〜、なんて思っている今日この頃。ついABRoadとか買って費用計算をしちゃったりしてますですはい(^_^;) 
 


 
 

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