幸手市将来設計 2.福祉政策
 福祉には障害者福祉と高齢者福祉があります。障害者福祉には、知的障害者福祉と身体障害者福祉がありますが、ノーマライゼイションの趣旨にのっとり健常者と共に共生できる環境づくりが急務です。社会復帰するための教育訓練の施設設備や、就労機会の拡充、また道路の段差の解消や公共施設のバイアフリー化など進めなければなりません。
 少子高齢社会にあっては、現在去って市の出生率は1.13と低いため、お子さんを出産しやすく、そして安心して子育てが行える支援策も、大事な施策です。
 幸手市の高齢化率は、役13%であり、65歳以上の人口は約7000人となっております。従って、高齢化率は、全国平均よりもまだ低いため、高齢者福祉の問題は深刻さの感が、市自体に余りありません。しかし、高齢化は今後年率1%づつ増加していく見込みであって、これらの対応は急がねばなりません。健康で明るく如何に長生きできる社会のシステムを構築するかであります。
 市民の皆さんの健康状況を、基本健康検査などにより把握をし、一定の健康管理システムを造って、万一病気の際には、個人に合った高度な中核的公的医療施設を整備する事により、高度な医療を提供し、出来るだけ短期間に治療を終え、仮にリハビリ等必要な時は、保健施設などを利用して一日も早い社会復帰を目指すことです。
 また、高齢者が健康で過ごせるよう、ゲートボール、グランドゴルフなど障害スポーツを振興することも必要で、寝たきり高齢者をできるだけ少なくすることです。
 このようになれば、結果的には、健康保険料も介護保険料も出来るだけ、低廉に迎えられると考えます。
 そのためには、
@ 保険福祉総合センターの設置
A 医療施設の設備充実
B 公共施設、道路などのバイアフリー化
C 障害者の就労の拡大
D 延長保育と駅周辺などへ保育所の設置
E 介護保険料と利用料の補助制度
むとう寿男  
むとう寿男