〜幸手政経会報〜
平成13年1月発行 No.12
〜21世紀の幕開け〜市政の転換を〜停滞から飛躍へ〜
21世紀の幸手
「安心して住める
安全な街づくり」
 市民の皆様には、21世紀の幕開けの新年を迎えられ、心よりお慶び申し上げます。
 昨年中は、相次ぐ職員の不祥事があり、市民の皆様にご心配をお懸けし、限りなくグレーに近いグリーンと言われるように、市政の停滞が市民の皆様の不満となって、現れています。
 今年こそ、停滞から躍動の幸手市へと市政の転換を図り、市民の皆様が「安心して住める、安全な街づくり」を進めることが、私の責任と認識しております。
元気な街へ
駅東西口と道路整備を促進
 タウン誌によります市民の声ベスト10は、別表の通りですが、これらは現在の市政の課題と一致しております。中でも街を活性化させるには、特に駅の東西口の整備と道路整備は最も大事な事業です。
 これらが目に見えるならば、人口減少から増加へ変えられるでしょう。街に活気を呼び戻し、賑わいのある、元気な街へするには、最優先で進める事業です。
思いやりのある街
学校を統合し福祉保健総合センターに
有名なま街、誇れる街づくりと言われていますが、市民の皆さんが望んでいるのは、それよりも、安心してすごせる「住み易い」街です。
 現在の少子高齢社会では、高齢者になるまで、健康でなければなりません。また、万一病気の時には、早く適切な医療と、その後の健康管理が大切です。
 また、今、市の児童生徒数は、一時の約半分です。従って小学校の統合を図って、そこに、総合福祉健康センターを設置して、市民の健康管理と福祉の拠点にすることが出来ます。
子育て支援の充実を  少子高齢社会のなかで、女性の皆さんが子供さんを生みやすく、そして育て易い環境にしなければなりません。
 そのためには、延長保育や駅などに保育所を設置したり、乳幼児医療の充実などを進め働きながら子育てができるようにすることが必要です。これも思いやりの街づくりの一つであり、人口増加策の一つでもあります。
豊かなグリーンとブルーの空  私たちの幸手は、東京から45K圏にあり、災害の比較的少ない地域です。また、豊かな農地に囲まれ、緑と青い空気の豊富な環境にあります。
 このような中で、細かい点にも思いやりのある街づくりを行って、恵まれた環境を生かし、バリアフリーの視点に立った道路造り、公園造りなど工夫はあるはずです。
 高齢者になっても住める街、広い宅地と、きれいな水と空気のある街、みんな住んでみたいと思える21世紀の幸手に・・・・
12月議会より 信頼される市政 規律と秩序の回復を
市長と職員が一体で  
むとう寿男