ダイアルアップIP接続方法

Windows NT 4.0編

技術部 support@cyborg.ne.jp

   
WindowsNT4.0でダイアルアップするにはマイコンピュータの中の「ダイアルアップネットワーク」を開きます。
(図20)

いままで一度もダイアルアップしていないと下のように電話帳うんぬんという画面になります。

(図21)

下の例では川崎APへ接続する例を示します。ご自分がご利用になるAPに合わせて定義してください。

AP名を適当に決めて「次へ」とします。

(図22)

「インターネットに接続する」だけをチェックします。

「次へ」とします。

(図23)

利用するAPの電話番号を入力します。

「次へ」とします。

(図24)

完了確認の画面となります。

「次へ」とします。

(図25)

ダイアルアップネットワーク画面となります。

今までの設定でほとんど問題なく接続できると思います。とりあえずうまく接続できるかどうかテストするために「ダイアル」としてみてください。

(図26)

ログインIDとパスワードを入力する画面になります。ログインIDとパスワードを入力して(ドメイン名は入力の必要はありません)「OK」とします。

(図27)

APへ電話をかけます。

(図28)

うまくPPP接続できれば下のような画面になります。

もしうまく接続できない場合は図32以降を参照してください。

(図29)

PPP接続を切断するには画面の右下にあるRASのアイコンをダブルクリックします。

(図30)

ダイアルアップネットワークモニタ画面が出ますのでここで「切断」とすると電話を切ることができます。

(図31)

もしうまく接続できない場合はいろいろ調整する必要があります。次ぎの手順を試してみてください。

まず、ダイアルアップネットワーク画面の「その他」というボタンを押し、エントリとモデムプロパティの編集を選択します。

(図32)

電話帳エントリの編集画面になります。ここで、「ダイアル方法」の右横にある「構成」というボタンを押します。

(図33)

モデムによりいろいろ違うのですが、
ハードウェアフロー制御を使う をチェックする。 モデムによるエラー制御を使う は通常チェックする。                チェックすると接続できない場合もある。                どっちが接続できるかはモデムによります。 モデムによるデータ圧縮云々  は通常チェックする。                チェックすると接続できない場合もある。                どっちが接続できるかはモデムによります。
OKとして図33に戻ります。

(図34)

ラベルの「サーバー」を選びます。
	ダイアルアップサーバーの種類  はPPP:WindowsNT,Windows95 Plus,インターネット にします。
	ネットワークプロトコル        はTCP/IP にします。
	ソフトウェアによる圧縮        は通常チェックします。
	               チェックすると接続できない場合もある。
	               どっちが接続できるかはモデムによります。
	PPP LCP拡張             は通常チェックします。
	               チェックをすると接続できない場合もあるとの報告もある。
	               (事務局は直接確認していません。)
「TCP/IPの設定」というボタンを押します。

(図35)

ラベルの「サーバー」を選びます。
	サーバーが割り当てたIPアドレス   をチェック
	サーバーが割り当てたネーム云々   をチェック
	IPヘッダ圧縮                は通常チェックします。
	               チェックすると接続できない場合もある。
	               どっちが接続できるかはモデムによるのではないかと思います。
	リモートネットワーク上の云々  をチェック
「OK」として図33へ戻ります。

(図36)

ラベルの「スクリプト」を選びます。
どうしても接続できないという場合は後述のコネクトスクリプトを指定します。が、とりあえず、ここではコネクトスクリプトは使わない方法で接続しますので、「なし」をチェックします。

(図37)

ラベルの「セキュリティ」を選びます。
クリアテキストを含む任意の云々をチェックします。

(図38)

ラベルの「X.25」では特に指定するものはありません。
(図39)

以上の設定を確認して再度ダイアルしてみてください。たいていの場合はうまく接続できると思います。

それでもうまく接続できない場合は下に挙げるコネクトスクリプトを使ってみてください。

proc main
   integer nTries = 3
   string szLogin = "ogin:"
   integer nLoginTimeout = 3
   string szPW = "assword:"
   integer nPWTimeout = 3
   string szPrompt = ""
   string szConnect = "ppp^M"
   delay 2
   transmit "^M^M"
   while 0 < nTries do
      waitfor szLogin then DoLogin 
        until nLoginTimeout

TryAgain:
      transmit "^M"        ; ping
      nTries = nTries - 1
   endwhile
   goto BailOut

DoLogin:
   transmit $USERID, raw
   transmit "^M"
   waitfor szPW until nPWTimeout
   if FALSE == $SUCCESS then
      goto TryAgain
   endif
   transmit $PASSWORD, raw
   transmit "^M"
   delay 2
   transmit szConnect
   goto Done

BailOut:
   set screen keyboard on
   halt

Done:

endproc









登録日 97/06/07
修正日  / / 
掲載責任者 技術部 西田弘範




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