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腫瘍免疫学
大阪大学助教授 藤原大美 著
 B5判 158頁 図80
 定価(本体4,600円+税)

 90年代になり癌抗原が遺伝子レベルで同定された結果,大きなブレイクスルーが訪れた腫瘍免疫学の全貌を,新たな視点からまとめた書である.一般抗原に対するT細胞の免疫応答,T細胞の腫瘍抗原認識および活性化機構,抗腫瘍エフェクター機構,腫瘍免疫の炎症的側面,担癌状態の免疫抑制機構,腫瘍の免疫療法,IL-12の生物学と抗腫瘍効果までを図を多数盛り込み詳細かつ懇切に解説した.

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検査の診断効率とピットフォール
筑波大学教授 中井利昭 編集代表
 A5判 419頁
 定価(本体6,600円+税)

 本書は,検査値の読み,診断に際して陥り易い盲点を検査項目毎に具体的に解説したものである.また本書の大きな特徴として,その検査の診断効率(sensitivity,specificity)についてを出来るだけグローバルな数値を挙げて正しい診断プロセスとなるように示した.各項目を,その臨床的意義・基準値(正常値)・異常値を示す疾患・生理的変動・診断効率・ピットフォールに渉って,見開き2頁でまとめた,誤りない検査診断のために必須のハンドブックである.

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がん遺伝子・がん抑制遺伝子
東京大学教授 渋谷正史 他編
 B5判 318頁 図197
 定価(本体8,600円+税)

 この約20年でがんの発症に関する分子レベルの理解は飛躍的に進歩し,がん遺伝子,がん抑制遺伝子の存在および遺伝子変化の発見は,現代のがん研究の輝かしい成果である.本書は,これらの変化と細胞内ネットワークの実態を伝えることを目的としたものである.この分野の研究をサムアップし,今日どこまで解明されたか,未解決の問題として何が残されているかをビビッドに解説した.治療を目的とした独創的ながん研究への一助となる,貴重な1冊でとして広く関係者にお奨めしたい.

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