とよこれんのあゆみ
昭和32年ころより、地域単位に子ども会が発足し始め、昭和35年に町子連を結成し、子ども達の健全育成のため、また、地域社会との連携を深め、たくましい子どもを育成しようという運動を広げ、着実に発展してきました。市内各地域に子ども会が根付いているのは、当時の町子連の方々のご尽力の賜物です。現在では市内でも青年の健全育成団体の中心的役割を担っています。
沿革と特色
豊明市は名古屋市と隣接し、ベッドタウンとしても昭和45年以降人口が急増し、小学校も9校に増え、全市的な活動から学区単位を支部組織にし、各支部単位の活動に変わってきました。
昭和50年以後は、ソフトボール大会、書き初め大会、運動会などの行事を企画、実行してきました。
昭和55年からは市内にキャンプ場を開設し、子どもの自主性・協調性・創造性・連帯性等を養うために単位子ども会に奨励してきました。
昭和58年からは、各地域での子ども会活動を中心とすべく豊子連主催行事を減らし、現在では、サマーキャンプ、子ども会大会、ジュニアリーダーの育成、広報紙の発刊、役員の研修を主催事業に、市内各地域の子ども会の調整役、全子連並びに県子連とのパイプ役として活動をしています。
また、平成16年2月に兵庫県宝塚市において開催された全国子ども会連合会(全子連)中央会議・研究大会にて育成団体として表彰を受けました。
会長 田中 伸一
日頃は、各地域で子ども会活動に尽力いただきありがとうございます。
子ども会は、子どもの会です。たくさんの友達と遊びを通して学び、成長する場です。私たちは、地域の大人として、その遊び場を守ることも役割であると思います。その中で子どもたちが、自分たちで遊びやルールを決めて遊ぶことは、色々なものが用意され与えられている昨今の子どもたちには大切なことであると思います。子ども会という遊び場は地域の大人が用意して、遊ぶ内容は子どもたちが決めて活動することが理想であると思います。
また、親が子ども会や町内等の活動に関る姿を見せることは、子どもたちの豊かな成長につながると考えます。損得勘定や自分本位でなく、他人のためにも行動できる大人に成長するのではないでしょうか。子ども会活動が子どもだけでなく、大人も地域も成長できる場になれば幸いです。