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とある医師とのやりとり

このページは特定の個人や団体を凶弾するものではなく、
一医師がボディピアッシングやボディピアス愛好者に対して
どのような認識を持っているのかを知るために
大変有用なサンプルであると判断し公開したものです。

なお医師からのメールはテキスト形式とHTML形式が混在し、
引用符も使う場合と何も無い場合があって、
初見では読みにくい可能性が考えられるので、こちらで修正を入れました。
コレに伴い改行にも適時手を加えています。
さらに先方が特定される恐れのある名称やURLは「×」で隠しています。

発端はある掲示板に書かれたリンクでした。
リンク先はとある医院のピアスに関するページで、
ざっと見たところ納得いかない箇所があり、
その旨をフォームから送信したのです。
すると翌日、早くも返信を頂いたのですが…

頂いた返信

> 名前 = もりや
> 性別 = male
> email = moriya@cyborg.ne.jp
> 質問したい項目 =×××に対する提案・クレーム
> 御意見・御質問内容 = はじめまして。
> 僕はボディピアスに関するwebを運営しているものです。
> http://www.cyborg.ne.jp/~moriya/Piercing/
> こちらのコンテンツである「ピアス×××マニュアル」を拝見したところ、
>明らかにミスと思われる箇所がありましたのでお知らせしようと書きました。
>
> >男性のピアスも昔はあたりまえ!
> にある回答の最後の一文、
> >ちなみにオカマやゲイの人は、右耳にピアスをするそうです。
> 今や全く関係ないですよ。
> 僕自信ノーマルですが右耳だけに開けています。

医師:「今やまったく関係ない」とのことですが、歴史的には書いてあるとおりです。右に
医師:あけようが、左にあけようが自由であることはいうまでもありません。


> >ピアスをすると運命が変わる?
> では鼻や唇へのいわゆるボディピアッシングを解説されていますが、
> 「ファーストピアス」として紹介されている写真のものは、ボディピアスとしては不適当です。
> 耳用のような「キャッチ」ではなく、しっかりしたネジが切ってあるボールが付い
> てるもののほうが、肌との接触部分が滑らかなためストレスになりません。

医師:あなたのおっしゃる形状のファーストピアスもHPでは紹介していますよ。


> >拡張用ピアス
> というのは初めて拝見しました。ボディピアスの常識で「拡張」は、
> 徐々にゲージが太いものに替えていくだけで、拡張用ニードルはあっても
> ピアスは普通のモノ(ボディピアス)を使います。
> 写真のピアスは先端がとがっていて、いかにも穴を広げてくれそうですが
> この部分はネジになっているのでしょうか?
> だったら普通のボールでことが足りますし、外れないのならバーベルが
> 細くなる分もったいないですよね。
> たんにこういったデザインのピアスなのではないでしょうか?

医師:あなたのおっしゃるような方法で化膿したり肉芽腫を形成したりの
医師:トラブルが耐えません。そのようなトラブルを未然に防ぐために、
医師:このようなシステムをつくりました。

> ちなみに「鼻」と書かれているのは「ノストリル」を指しているようですが
> 同じ鼻へのピアスでも「セプタム(鼻中壁)」など、違う部位もあるので
> 正確な用語を使った方がいいと思います。
> あと、最も普及しているノストリル用のピアスを紹介しないのも疑問です。

医師:ファッションとして広く万人に受入れられて定着しているものを紹介するスタンスです。
医師:裾野が拡がったものは医学的安全性が必要です。過激なものはメールなどで個別に
医師: アドバイスしております。ですから性器ピアスやセプタムは現時点では
医師: 載せておりません。なお、正確な用語とのことですが、「septum」は「鼻中壁」ではなく
医師: 「鼻中隔」といいます、念のため。

> 僕の所のBBSには、未だに「安全ピンでピアスを開けて大丈夫ですか?」という
> 質問が多く書き込まれます。
> こちらにもピアスの白い糸の噂話が書かれていましたが、まだピアスの
> 正確な情報は世間に認知されていません。
> さらに最近では鼻用ピアスガンという、いい加減なモノまで出回り、
> 特にボディピアス関連は、耳の細いピアスと混同して考える人が多いのが現状です。
> 一刻も早く正しい知識をすべての人が共有できるように、発信者である
> 私たちも情報の正否には気を付けたいものです。

送ったメール

×××様、返信ありがとうございます。
Body Piercing管理人の もりやです。
すいません、頂いたメールには、前文もまとめも無いように思うのですが、
つまり僕の「間違いである」というメールに対し「間違いではない」と
おっしゃっているのでしょうか?
そのように感じたもので、間違っていたら以下は関係のない文章です。
「間違いではない」と言うのなら、少々疑問があります。

1,右ピアス=同性愛者という偏見について
>医師:「今やまったく関係ない」とのことですが、歴史的には書いてあるとおりです。右に
>医師:あけようが、左にあけようが自由であることはいうまでもありません。

自由になったという時代の変化も歴史上の事であり、
なぜ現在の状況をページ上に表記しないのでしょうか?
僕以外のピアシストも、この記載は変だと感じています。

2,拡張の手段について
>医師:あなたのおっしゃるような方法で化膿したり肉芽腫を形成したりの
>医師:トラブルが耐えません。そのようなトラブルを未然に防ぐために、
>医師:このようなシステムをつくりました。

なるほど、理屈は分かりました。
ボディピアスシーンでは、そのようなトラブルを耳にしたことが無いので
不思議に思います。
ちなみにコレは耳ピアスに限った話なのでしょうか?
これは個人的な思いつきなのですが、もしかしたらホールの完成まで
ピアスを外さないボディピアスのアフターケアと、短期間でファーストピアスから
別のものへ付け替える「耳ピアス」の差異によるものなのでしょうかね?
…これでは質問と言うより疑問ですね。
もし、ご存じでしたらご教授下さい。

3,ファーストピアスについて
>医師:あなたのおっしゃる形状のファーストピアスもHPでは紹介していますよ。

と言うことを確認したかったわけではありません。
「私の言うファーストピアス」ではなく、「貴医院の紹介しているファーストピアス」を
あたかも「一般的なファーストピアスとして」WEBで紹介しているのは、
何か理由があるのでしょうか?

4,鼻ピアスについて
>> あと、最も普及しているノストリル用のピアスを紹介しないのも疑問です。
>
>医師:ファッションとして広く万人に受入れられて定着しているものを紹介するスタンスです。
>医師:裾野が拡がったものは医学的安全性が必要です。過激なものはメールなどで個別に
>医師: アドバイスしております。ですから性器ピアスやセプタムは現時点では
>医師: 載せておりません。なお、正確な用語とのことですが、「septum」は「鼻中壁」ではなく
>医師: 「鼻中隔」といいます、念のため。

すいません。自分で開けていながら間違えました。
セプタムを記載しない理由は分かりました。
ではノストリル用に広く普及しているピアスを紹介しない根拠は
ドコにあるのでしょうか?

5,その後 目にとまった疑問点
「ピアス Q&A」内の「ピアスをすると運命が変わる?」
「Q:最近、鼻や唇にピアスをしている人を見かけますが、体に悪くないですか?」に
ボディピアスに関する下のような文章がありました。
>希望者の多くは氷で冷やしてから非常に太い針金で突き刺してピアスをねじ込む
>という野蛮な方法で行っていて、ボディピアスには根性がいるようです。
>もっと楽は方法ないのでしょうか。

氷も使いませんし針金も使いません。
文章の流れ的にこうなっているのかも知れませんが、経験者の立場からは
いい気分はしません。
アルコールや加圧消毒したニードルで穴を開け、同じゲージサイズのピアスを
入れることがなぜ野蛮なのでしょうか。
それよりもピアスガン(ピアッサー)を使う方がボディピアスにはマイナスです。

僕は、正しいピアスの知識が普及することを願ってWEBを開設し
5年以上(失念)経ちますが、未だ手前のBBSに書き込まれるモノなど、
ピアスの間違った常識に辟易しております。
正しい知識が「本当の常識」になるには、間違った情報の訂正が絶対に
必要だと信じております。
ですので単にページの不備をつついて面白がっているわけではありません。
プロからの情報が書かれた こちらのような存在は、初心者から見れば
説得力が強く、書かれていることをそのまま常識と捉えることでしょう。
だからこそ、些細な点が気になるのです。

最後になりましたが、個人的な興味からの質問をさせてください。
×××様は、ドコにいくつピアスを経験されてきたのでしょうか?
---------------------------------Thank you for your reading!
E-Mail....... moriya@cyborg.ne.jp
Post Pet..... moriya@orihime.net
Web........... http://www.cyborg.ne.jp/~moriya/

 

 

頂いた返信

>×××様、返信ありがとうございます。
>Body Piercing管理人の もりやです。
>すいません、頂いたメールには、前文もまとめも無いように思うのですが、
>つまり僕の「間違いである」というメールに対し「間違いではない」と
>おっしゃっているのでしょうか?
>そのように感じたもので、間違っていたら以下は関係のない文章です。
>「間違いではない」と言うのなら、少々疑問があります。
>
>1,右ピアス=同性愛者という偏見について
>>医師:「今やまったく関係ない」とのことですが、歴史的には書いてあるとおりです。右に
>>医師:あけようが、左にあけようが自由であることはいうまでもありません。
>自由になったという時代の変化も歴史上の事であり、
>なぜ現在の状況をページ上に表記しないのでしょうか?
>僕以外のピアシストも、この記載は変だと感じています。

医師:あなたのような非同性愛者も右にしているかもしれませんが、同性愛者のほとんどは
医師:右からスタートしているようですよ。
医師: (メッカであるサンフランシスコのボディピアス店で聞いた話です)
医師:ちなみに、「ピアシスト」という言葉ははじめて聞きました。
医師:私のHPは過激なピアシスト向けではありません。
医師:普通のファッションとしてのピアス希望者に向けたものです。


>2,拡張の手段について
>>医師:あなたのおっしゃるような方法で化膿したり肉芽腫を形成したりの
>>医師:トラブルが耐えません。そのようなトラブルを未然に防ぐために、
>>医師:このようなシステムをつくりました。
>なるほど、理屈は分かりました。
>ボディピアスシーンでは、そのようなトラブルを耳にしたことが無いので
>不思議に思います。
>ちなみにコレは耳ピアスに限った話なのでしょうか?
>これは個人的な思いつきなのですが、もしかしたらホールの完成まで
>ピアスを外さないボディピアスのアフターケアと、短期間でファーストピアスから
>別のものへ付け替える「耳ピアス」の差異によるものなのでしょうかね?
>…これでは質問と言うより疑問ですね。
>もし、ご存じでしたらご教授下さい。

医師:ボディピアスによる肉芽腫はたくさんありますよ。
医師:私のクリニックはそのような人たちの駆込寺なのです。


>3,ファーストピアスについて
>>医師:あなたのおっしゃる形状のファーストピアスもHPでは紹介していますよ。
>
>と言うことを確認したかったわけではありません。
>「私の言うファーストピアス」ではなく、「貴医院の紹介しているファーストピアス」を
>あたかも「一般的なファーストピアスとして」WEBで紹介しているのは、
>何か理由があるのでしょうか?

医師:過激でない普通のピアッシングではHPで紹介したような形状が一般的です。
医師: 私では年間30万回以上のピアッシングがこの形状で行なわれていると推測します。


>4,鼻ピアスについて
>>> あと、最も普及しているノストリル用のピアスを紹介しないのも疑問です。
>>
>>医師:ファッションとして広く万人に受入れられて定着しているものを紹介するスタンスです。
>>医師:裾野が拡がったものは医学的安全性が必要です。過激なものはメールなどで個別に
>>医師: アドバイスしております。ですから性器ピアスやセプタムは現時点では
>>医師: 載せておりません。なお、正確な用語とのことですが、「septum」は「鼻中壁」ではなく
>>医師: 「鼻中隔」といいます、念のため。
>すいません。自分で開けていながら間違えました。
>セプタムを記載しない理由は分かりました。
>ではノストリル用に広く普及しているピアスを紹介しない根拠は
>ドコにあるのでしょうか?

医師:広く普及しているものとはどのような形状のものでしょうか?

>5,その後 目にとまった疑問点
>「ピアス Q&A」内の「ピアスをすると運命が変わる?」
>「Q:最近、鼻や唇にピアスをしている人を見かけますが、体に悪くないです
>か?」に
>ボディピアスに関する下のような文章がありました。
>>希望者の多くは氷で冷やしてから非常に太い針金で突き刺してピアスをねじ込む
>>という野蛮な方法で行っていて、ボディピアスには根性がいるようです。
>>もっと楽は方法ないのでしょうか。
>氷も使いませんし針金も使いません。
>文章の流れ的にこうなっているのかも知れませんが、経験者の立場からは
>いい気分はしません。
>アルコールや加圧消毒したニードルで穴を開け、同じゲージサイズのピアスを
>入れることがなぜ野蛮なのでしょうか。
>それよりもピアスガン(ピアッサー)を使う方がボディピアスにはマイナスです。

医師:野蛮ですね。そのようにすると出血します。
医師:出血すると化膿のリスクが高くなります。


>僕は、正しいピアスの知識が普及することを願ってWEBを開設し
>5年以上(失念)経ちますが、未だ手前のBBSに書き込まれるモノなど、
>ピアスの間違った常識に辟易しております。
>正しい知識が「本当の常識」になるには、間違った情報の訂正が絶対に
>必要だと信じております。
>ですので単にページの不備をつついて面白がっているわけではありません。
>プロからの情報が書かれた こちらのような存在は、初心者から見れば
>説得力が強く、書かれていることをそのまま常識と捉えることでしょう。
>だからこそ、些細な点が気になるのです。
>
>最後になりましたが、個人的な興味からの質問をさせてください。
>×××様は、ドコにいくつピアスを経験されてきたのでしょうか?

医師:個人的には、私はそのようなファッションに興味がありません。
医師:医師の立場から活動しているだけです。

>---------------------------------Thank you for your reading!
>E-Mail....... moriya@cyborg.ne.jp
>Post Pet..... moriya@orihime.net
>Web........... http://www.cyborg.ne.jp/~moriya/

送ったメール

●×××様、返信ありがとうございます。
●Body Piercing管理人の もりやです。
●引用文が多くなってきたので、新たに書いた文章は分かりやすいよう、
●行頭に「●」を付けました。

>医師:あなたのような非同性愛者も右にしているかもしれませんが、同性愛者のほとんどは
>医師:右からスタートしているようですよ。
>医師: (メッカであるサンフランシスコのボディピアス店で聞いた話です)

●確かに僕も この話は聞いたことがありますが、それは10年近く昔です。
●×××様が耳にしたのはいつでしょうか?
●サンフランシスコという記述もなしにWEBを書く以上、日本の情報を元に
●するのが当然だと思います。
●そこで、以前頂いたメールを「Yahoo!掲示板 アクセサリー」で公開させては
●いただけないでしょうか。
●または公開用の文章を新たに用意してくださっても結構です。
●この掲示板には僕のような「過激なピアス」をする人間だけでなく、
●より多くの「普通のファッションとしてのピアス」をした初心者が訪れます。
●私たちがメールで交わした対話をきっかけに、以下のようなアンケートを
●男性から募りたいと考えています。
●Q1「同性愛者であるか?」
●Q2「最初は左右どちらの耳にピアスをしたのか?」
●Q3「右耳を最初に開けるのは同性愛者であるという話を知っているか?」
●Q4「初めてピアスを開ける際、上の話を考慮したか?」
●項目はさらに熟慮する必要があるでしょうから、×××様も
●思いつくものがありましたら ご教授下さい。
●さらに必要であれば僕の知人づてに、同性愛者が募る掲示板でも同様の
●アンケートを採りましょう。

>医師:ボディピアスによる肉芽腫はたくさんありますよ。
>医師: 私のクリニックはそのような人たちの駆込寺なのです。

●僕はこれまでに全身で50カ所以上…
●(すいません 大量に排除されているので正確な数は覚えていません)
●ピアッシングしましたが肉芽腫になったのは、確か1つもありません。
●「野蛮」でも正しい手法ならば、肉芽腫にはなりにくいのではないでしょうか?

>>3,ファーストピアスについて
>>>医師:あなたのおっしゃる形状のファーストピアスもHPでは紹介していますよ。
>>
>>と言うことを確認したかったわけではありません。
>>「私の言うファーストピアス」ではなく、「貴医院の紹介しているファーストピアス」を
>>あたかも「一般的なファーストピアスとして」WEBで紹介しているのは、
>>何か理由があるのでしょうか?
>
>医師:過激でない普通のピアッシングではHPで紹介したような形状が一般的です。
>医師: 私では年間30万回以上のピアッシングがこの形状で行なわれていると推測します。

●この質問はボディピアスに付いてうかがったものですよね。
●以下に以前のメールを引用します。

>> >ピアスをすると運命が変わる?
>> では鼻や唇へのいわゆるボディピアッシングを解説されていますが、「ファースト
>ピアス」として紹介されている写真のものは、ボディピアスとしては不適当です。
>> 耳用のような「キャッチ」ではなく、しっかりしたネジが切ってあるボールが付い
>てるもののほうが、肌との接触部分が滑らかなためストレスになりません。

●僕は「ボディピアス」を専門とする店舗やWEBで、バーベルの一端にキャッチがある
●ピアスを見たことがありません。
●ですので普通の「ボディピアッシング」では、キャッチのあるピアスは、
●使われない…一般的でないものだと考えたのです。
●僕はピアッシングの総数などは把握していませんので、30万という数が多いのか
●少ないのか分かりませんが、数の上では最も普及している…一般的なものなの
●かもしれません。
●この言葉の差が僕の意見を誤解させてしまったようです。
●改めて質問します。ボディピアスの知識が豊富な専門家が使わないピアスを、
●ボディピアスで「一般的」としてWEBで公開するのは疑問が残ります。

>>ではノストリル用に広く普及しているピアスを紹介しない根拠は
>>ドコにあるのでしょうか?
>
>医師:広く普及しているものとはどのような形状のものでしょうか?
●下はノストリルスクリューと言うものだそうです。
http://village.infoweb.ne.jp/~ragdoll/bp391.jpg
●こちらはリングが多いです。
http://www.bme.freeq.com/pierce/03-nose/nost1.html


>医師:野蛮ですね。そのようにすると出血します。
>医師:出血すると化膿のリスクが高くなります。
●出血はしません。
●ご存じと思っていたのですが、ニードルはホールと同径ですから、
●抜かない限り一滴の血もこぼれません。
●続けて同径のピアスを入れれば、一切の出血もなく終わります。
●私の言葉を信じていただけないようでしたら、サンフランシスコの
●お知り合いに伺ってください。
●コレはボディピアスを扱った書籍やWEBで繰り返し書かれている常識です。
●上記アンケートの項目に加えても結構です。
●正しく行えば血は出ません。
●出血がなければ野蛮ではないと考え直していただけますか?

>医師:個人的には、私はそのようなファッションに興味がありません。
>医師:医師の立場から活動しているだけです。
●つまり一回もご自身では経験していないと言うことですね。分かりました。
---------------------------------Thank you for your reading!
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Post Pet..... moriya@orihime.net
Web........... http://www.cyborg.ne.jp/~moriya/

 

 

頂いたメール

医師:たくさんの質問に答える前に基本的な質問があります。
医師:1) あなたはボディピアスを単なる趣味の範囲で行なっているのでしょうか?
医師: それとも、それにかかわる仕事をされているのでしょうか?
医師:2) 高圧滅菌(?)の話がありましたが、その機械や、「ニードル」は
医師: どのように入手されているのでしょうか?

----- Original Message -----
(以下送信内容と同じメールが続くので略)

送ったメール

×××様、返信ありがとうございます。
Body Piercing管理人の もりやです。

>医師:たくさんの質問に答える前に基本的な質問があります。
>医師:1) あなたはボディピアスを単なる趣味の範囲で行なっているのでしょうか?
>医師: それとも、それにかかわる仕事をされているのでしょうか?
趣味です。

>医師:2) 高圧滅菌(?)の話がありましたが、その機械や、「ニードル」は
>医師: どのように入手されているのでしょうか?
専門店です。

よろしくお願いします。
---------------------------------Thank you for your reading!
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Post Pet..... moriya@orihime.net
Web........... http://www.cyborg.ne.jp/~moriya/

 

 

頂いた返信

>●確かに僕も この話は聞いたことがありますが、それは10年近く昔です。
>●×××様が耳にしたのはいつでしょうか?
>●サンフランシスコという記述もなしにWEBを書く以上、日本の情報を元に
>●するのが当然だと思います。

医師:サンフランシスコ、ロサンジェルス、ミラノ、ロンドン・・・、各地の所謂ボディピ
医師:アス業者と交流があり毎月のように連絡を取り合っています。そこからの情報です。
医師:「日本の情報を元にするのが当然だと思います」とのことですが、国内情報はふたつ
医師:のルートがあります。ひとつは実際に私のところにピアッシングを希望されて来院す
医師:る性同一性障害者の皆さんからの情報です。彼らは右
医師:からピアッシングをはじめるのが一般的です。
医師:(後に左も追加される場合はあります)
医師:国内での販売業者は大きくふたつのグループに分類できると私は考えています。前者
医師:は違法業者で後者は合法業者です。
医師:前者は、あなたが入手した専門店のように、できあがったホールに装着するピアスの
医師:みならず穿刺用のニードルや滅菌器具を販売している業者です。その中にはエスカ
医師:レートしてピアッシングまで行なっている場合があります。後者は、ニードルの販売
医師:はもとよりピアッシングも行なわず、ピアッシング希望者にはピアッサーを販売する
医師:か病院を紹介する業者です。
医師:後者の皆さんからは医学的アドバイスを求められるので とても交流があります。ふ
医師:たつめは そのルートです。


>●そこで、以前頂いたメールを「Yahoo!掲示板 アクセサリー」で公開させては
>●いただけないでしょうか。
>●または公開用の文章を新たに用意してくださっても結構です。
>●この掲示板には僕のような「過激なピアス」をする人間だけでなく、
>●より多くの「普通のファッションとしてのピアス」をした初心者が訪れます。
>●私たちがメールで交わした対話をきっかけに、以下のようなアンケートを
>●男性から募りたいと考えています。
>●Q1「同性愛者であるか?」
>●Q2「最初は左右どちらの耳にピアスをしたのか?」
>●Q3「右耳を最初に開けるのは同性愛者であるという話を知っているか?」
>●Q4「初めてピアスを開ける際、上の話を考慮したか?」
>●項目はさらに熟慮する必要があるでしょうから、×××様も
>●思いつくものがありましたら ご教授下さい。
>●さらに必要であれば僕の知人づてに、同性愛者が募る掲示板でも同様の
>●アンケートを採りましょう。

医師:私はそのような企画には興味がありません。今回のあなたとのように、寄せられた質
医師:問に対して、直接に責任をもって回答するのが私のスタイルです。私は医師として活
医師:動しております。発言の一部が私の知らないところで独り歩きして、それが誤解を招
医師:き、私の本意でない解釈をされることを嫌います。


>●僕はこれまでに全身で50カ所以上…
>●(すいません 大量に排除されているので正確な数は覚えていません)
>●ピアッシングしましたが肉芽腫になったのは、確か1つもありません。
>●「野蛮」でも正しい手法ならば、肉芽腫にはなりにくいのではないでしょうか?

医師:順調に経過すれば「排除される」ことはありません。排除されるのは上皮化していな
医師:いからなのです。
医師:排除に素直に従えば閉じるだけですが、それに抵抗すれば肉芽腫、肥厚性瘢痕、嚢腫
医師:などの腫瘤を形成します。


>●改めて質問します。ボディピアスの知識が豊富な専門家が使わないピアスを、
>●ボディピアスで「一般的」としてWEBで公開するのは疑問が残ります。
>●下はノストリルスクリューと言うものだそうです。
>● http://village.infoweb.ne.jp/~ragdoll/bp391.jpg
>●こちらはリングが多いです。
>● http://www.bme.freeq.com/pierce/03-nose/nost1.html

医師:×××は御覧になっておただいてないようですね。
医師:ここにある×××は
医師:屈曲部の長さやカーブの度合は私が設計したオリジナルです。


>●出血はしません。
>●ご存じと思っていたのですが、ニードルはホールと同径ですから、
>●抜かない限り一滴の血もこぼれません。
>●続けて同径のピアスを入れれば、一切の出血もなく終わります。
>●私の言葉を信じていただけないようでしたら、サンフランシスコの
>●お知り合いに伺ってください。
>●コレはボディピアスを扱った書籍やWEBで繰り返し書かれている常識です。
>●上記アンケートの項目に加えても結構です。
>●正しく行えば血は出ません。
>●出血がなければ野蛮ではないと考え直していただけますか?

医師:あなた自身がおっしゃっているように、差し替えるときに出血しますね。
医師: 孔外に出血が見られなくても組織内浸潤は起きています。
医師: それが問題なのです。
医師:
医師:他のHPで、私が「ニードルは出血して危険だ」と書いて誰かが「出血しない」と
医師:反論した場合に、その反論に対して「医学的にはそうではないのですよ。
医師: ミクロのレベルでは出血しているのですよ。細菌感染はミクロの世界の
医師: できごとなのです」と説明する機会を(他のHPでは)失いがちです。
医師:それが、冒頭での提案をお断りした理由です。


●つまり一回もご自身では経験していないと言うことですね。分かりました。

医師:数え切れないくらいのニードルピアッシングを行なった経験から、
医師:数え切れないくらいの治療を行なった経験から、現在の結論に至ったわけです。

送ったメール

×××様、返信ありがとうございます。
Body Piercing管理人の もりやです。
たびたび貴重なお時間を使って頂きありがとうございます
当初頂いたメールからは、後になってお書き頂いた情報を
読みとることが出来なかったので、大変なお手数を
お掛けしてしまったようです。

同性愛者の件は認識を新たにしました。
どうも僕は×××様の存じ上げない

>医師:前者は、あなたが入手した専門店のように、できあがったホールに
>医師:装着するピアスの

こちらの「ルート」からの情報に偏っているのかもしれません。

鼻ピアス(ノストリル)に関して、お教え頂いたURLを拝見しました。
×××
まさしく僕が言っていた形状です。
つまりコレを

>Q:最近、鼻や唇にピアスをしている人を見かけますが、体に悪くないですか?

の項目で紹介しないのは、ファーストピアスとして適当でないからですね?


出血の件は、医学に明るくない僕にはよく分かりませんでした。

>医師:他のHPで、私が「ニードルは出血して危険だ」と書いて
>医師:誰かが「出血しない」と反論した場合に、その反論に対して
>医師:「医学的にはそうではないのですよ。ミクロのレベルでは
>医師:出血しているのですよ。細菌感染はミクロの世界の
>医師:できごとなのです」と説明する機会を(他のHPでは)失いがちです。

つまりピアスガンを使うとミクロレベルでの出血すら無いという
ことでしょうか?

>医師:つまり一回もご自身では経験していないと言うことですね。分かりました。
>医師:数え切れないくらいのニードルピアッシングを行なった経験から、数え切れないくら
>医師:いの治療を行なった経験から、現在の結論に至ったわけです。

ご自身でピアスの痛みを経験した有無をお聞きしたまでです。
理解しにくい文章だったかも知れません。お詫びいたします。
ところでニードルピアッシングも行っていたとのことですが、
ピアスガンと比べるとニードルには利点が全くないのでしょうか?


一連のメールのやりとりを通して、僕が思いこんでいるピアスの知識が
正しいものであるか、再考してみる必要があると感じました。
そこで伺いたいのですが、現在考えられているピアスに最も適した
素材はなんでしょうか?僕の認識では手術用具などに使われている
ステンレスなのですが、間違いないでしょうか?
他チタン、ニオビウム、ゴールド、アクリルなどを含め、適する順位と
根拠を教えていただければ幸いです。


コレまでのメールでも近いことはお聞きしたのですが、
ピアスホールを拡張する手段として、最善の方法とは、どのような
やり方なのでしょうか?
以前メールしたように僕は、ピアスホールが完治してから、
ややゲージが大きいものに付け替え、コレを繰り返す方法が
最も的確だと思っています。


ピアスを開けてから治癒する期間は、小さなゲージ(18〜20)より
大きなゲージ(12〜10)の方が、トラブルになりにくいと思っていますが
この認識は正しいものですか?

>大切なアフターケア

の項目でピアス用ジェルを紹介されていますが、これは一般的な
薬局でも扱っているのでしょうか。
ジェルを用いない場合のケアとして、望ましい方法を教えてください。
こちらも出来れば順位をお教えいただければ幸いです。
1,化粧石けんでの洗浄のみ
2,薬用石けんでの洗浄のみ
3,純石けん(表示指定成分無添加のもの)での洗浄のみ
4,洗浄した後、消毒薬の使用
5,洗浄した後、抗生物質入り軟膏の使用

ご教授頂いた知識は、僕個人のWebでも反映させたいと
思っています。

あと貴Webを拝見していたところリンク切れを見つけました。
×××
から
×××

×××
から
×××
へのリンクが無効になっていました。
---------------------------------Thank you for your reading!
E-Mail....... moriya@cyborg.ne.jp
Post Pet..... moriya@orihime.net
Web........... http://www.cyborg.ne.jp/~moriya/

 

 

頂いた返信

>同性愛者の件は認識を新たにしました。

性不同一の人達が最初に1箇所ピアッシングする際には右が多いということであって、
皆さん個性があるのですから100%そうではありません。
また2箇所目、3箇所目は同じく右にしたり、
左にしたりと多様になっていくのはもちろんですよ。
(この話題はやめにしませんか。非生産的です)

>鼻ピアス(ノストリル)に関して、お教え頂いたURLを拝見しました。
>( http://jps.ac/e-shop/ )
>まさしく僕が言っていた形状です。

上記のピアスは折れ曲がりの角度や直線部分・曲線部分の長さを
私自身で工夫して自分の工場でつくっています。
ですがファーストピアスとしては不適格だと考えています。
ピアスが回転したときに直線部分から曲線部分にいたるアングルが孔を刺激して
上皮化の障害を起すからです。
これは あくまでも完成したあとで使用するアクセサリーです。
そしてそのような目的でたくさんの人が購入されています。


>つまりピアスガンを使うとミクロレベルでの出血すら無いという
>ことでしょうか?

ニードルで組織を刺しているときには出血しませんよね。
ニードルがキズを圧迫して出血を防いでいるわけです。
抜いたときに出血するのです。
ニードルをそのまま抜かずに1箇月おいておけば安全かもしれませんよ。
ピアッサーでも すぐに抜いてしまえば意味はありません。


>ご自身でピアスの痛みを経験した有無をお聞きしたまでです。

新製品をつくったときには自分自身にピアッシングして確かめていますよ。
(でもすぐに抜きます)

>ところでニードルピアッシングも行っていたとのことですが、
>ピアスガンと比べるとニードルには利点が全くないのでしょうか?

ピアッサーに装着するピアスには限界がありますから
いまでもニードルは使っていますよ。
「うなじ」などは皮膚が硬いので現状のピアッサーでは無理です。
(ピアッサーであってもファーストピアスの選択を間違うとニードルよりも危険です)
ニードルを使うときには止血作用のある局所麻酔薬をあらかじめ注射します。
そうすると上記の内出血が最小にくいとめることができます。


>現在考えられているピアスに最も適した
>素材はなんでしょうか?僕の認識では手術用具などに使われている
>ステンレスなのですが、間違いないでしょうか?

一般にボディピアスには「316L」というステンレスが用いられています。
これは「手術用具などに使われているステンレス」よりも高品質です。
といってもニッケル含有率は約10%です。
医学的に最も安全な素材は 純チタンです。
理由はイオン化しないからです。
ニオビウムはチタンと同じ程度に安全だと私はおもっていますが
研究しつくされた素材ではありませんので本当のところはわかりません。
アクリルは当然ながら非金属ですから「金属アレルギー」とは無縁ですが
どのような化合物が含まれているかはわからないわけです。
結局のところ金属であっても非金属であっても製造者によって
どのような物質を混合しているか不明なわけです。
私はピアスを、「生キズにふれるファーストピアス」と
「完成して皮膚が張りついたホールにつけるセカンドピアス」に
分けて考えるべきだとおもいます。
セカンドピアスの素材にはそれほど注意はいらないでしょうが
ファーストピアスは慎重になるべきです。


>以前メールしたように僕は、ピアスホールが完治してから、
>ややゲージが大きいものに付け替え、コレを繰り返す方法が
>最も的確だと思っています。

皮膚が破けない程度に徐々におこなうのであれば それでいいでしょう。
といっても、皆さん性急です。
使用するピアスは滅菌されていませんからキズつけて化膿してしまうことが多いのです。


>ピアスを開けてから治癒する期間は、小さなゲージ(18〜20)より
>大きなゲージ(12〜10)の方が、トラブルになりにくいと思っていますが
>この認識は正しいものですか?

そのとおりです。太いピアスほど安全です。


>ピアス用ジェルを紹介されていますが、これは一般的な
>薬局でも扱っているのでしょうか。

薬局というよりドラッグストアやアクセサリー店が多いですね。
ようするに、ピアッサーを売っているところで売っているわけです。

>ジェルを用いない場合のケアとして、望ましい方法を教えてください。
>こちらも出来れば順位をお教えいただければ幸いです。
>1,化粧石けんでの洗浄のみ
>2,薬用石けんでの洗浄のみ
>3,純石けん(表示指定成分無添加のもの)での洗浄のみ
>4,洗浄した後、消毒薬の使用
>5,洗浄した後、抗生物質入り軟膏の使用

1〜3の実質的な薬効の違いはありません。(もちろん表記された効果効能は違います)
私は軟膏塗付というのは基本的には好きではないのですが、
ボディピアスの場合は形状から考えると同意できます。
しかし、処方箋なしで購入できる軟膏はかぶれやすいです・・・・。

あなたは趣味とはいえ何十箇所もピアッシングしているので経験豊富です。
その体験から私がHPで示している方向性とは別のものをお持ちのようです。
ですが、それが1個2個のピアッシングだけを考えている人には
適応できないことも事実だと知っていただきたいです。
あなたを非難しているのではないことを承知で聞いていただきたいのですが、
あなた自身は違法な行為をしているわけではありませんが、
あなたにニードルなどを提供している人は違法です。
違法行為の上に構築されたシステムはアングラといわれてもしかたないのです。
私はまったくの初心者でも合法的に、できるだけ安全に、
しかも安価でおこなえる道を探索しているのです。


>あと貴Webを拝見していたところリンク切れを見つけました。

ありがとうございます。チェックいたします。

送ったメール

×××様、返信ありがとうございます。
Body Piercing管理人の もりやです。

今回頂いたメールで×××様の主張が
軟化したように感じたのは僕の考え過ぎなのでしょうか。
僕が同性愛者のファーストピアスについて取り上げたのは、
貴Webに下の文章があったからです。

>ちなみにオカマやゲイの人は、右耳にピアスをするそうです。

Webでは断定されています。
そして頂いたメールでは、言い切っていないように思います。

>性不同一の人達が最初に1箇所ピアッシングする際には
>右が多いということであって、皆さん個性があるのですから
>100%そうではありません。

引用した上下は同義であり、公の目に触れるWeb上の文章は
一点の曇りもない正確な事実であるという事ですね。
正直申し上げると少々合点がいきません。
これでは僕を納得させるために、あえて柔らかい
物言いになったのではと勘ぐってしまいます。
僕と×××様は、ピアスへのスタンスが全く違う
人達と接しており、そこから汲み上げた情報に違いがある、
と言うことは今までのメールで納得できたところです。
「オカマやゲイの人は、右耳にピアスをする」なら「する」と
断言してくださった方がすっきりします。
「100%そうではない」などと言ってしまわれると
Web上の文章に若干の誤りがあることになると思います。

>(この話題はやめにしませんか。非生産的です)

僕もそう思っていました。
×××様が存じ上げる範疇では、
「オカマやゲイの人は、右耳にピアスをするそうです。」
という結論でよろしければですが。


僕の言う「ノストリルスクリュー」に関する見解は納得しました。
確かにピアスが回ると曲がっている部分の治癒が遅れそうですね。


ピアシング時の出血について、ニードルの終端とシャフトの先端を
合わせた継ぎ目がホールを通過する時にミクロレベルの出血が起きる
と言うことでしょうか。
ニードルを抜くという表記の意味を掴みきれないのですが、
一般的にボディピアスは、ニードルを刺した後はピアスのシャフトで
ニードルを押し込み、ピアス「ごと」通過させます。
ニードルを抜いたその後でシャフトをねじ込むのは、
個人的な経験からまず不可能だと思います。
また、貴Webでノストリル用にデザインされた先太のファーストピアスを
紹介されていますが、このような直径の変化は影響がないのでしょうか。


>新製品をつくったときには自分自身にピアッシングして
>確かめていますよ。(でもすぐに抜きます)

(読んで瞬間的に「もったいない」と感じてしまいました)
つまり完治させた事がないということですね。
ニードルの利点もお伺いしましたが、僕は同じゲージならば
ニードルの方が痛みが少ないと思うのですがいかがでしょう?


ピアスの素材に関して、非常に分かりやすい説明を頂き感謝の極みです。
本当に有用かどうかは分かりませんが、先日アクセサリーショップの
店頭で、316Lをさらに改良したという触れ込みのピアスを見つけました。
これからも新たな素材のピアスが登場しそうですね。


ホールの拡張に関して、僕の知る手段(完治後太い物に交換)も
及第点を頂いてしまったようで、驚いております。
当初、メールフォームからお送りした物にも同じ内容を書いたのですが、
返信では誤りだと指摘されました。
以下に引用します。

>> >拡張用ピアス
>> というのは初めて拝見しました。ボディピアスの常識で「拡張」は、
>> 徐々にゲージが太いものに替えていくだけで、拡張用ニードルはあっても
>> ピアスは普通のモノ(ボディピアス)を使います。
>> 写真のピアスは先端がとがっていて、いかにも穴を広げてくれそうですが
>> この部分はネジになっているのでしょうか?
>> だったら普通のボールでことが足りますし、外れないのならバーベルが
>> 細くなる分もったいないですよね。
>> たんにこういったデザインのピアスなのではないでしょうか?
>
>あなたのおっしゃるような方法で化膿したり肉芽腫を形成したりの
>トラブルが耐えません。そのようなトラブルを未然に防ぐために、
>このようなシステムをつくりました。

やはり、完治後太い物に交換するやり方はベストではないのでしょうか。
×××様のお考えになる、最善の拡張法をお教え下さい。


ゲージと安全性に関しては見解が一致して安心しました。


アフターケア用のジェルは、今後僕自身も使ってみようと思います。


×××様のおっしゃるとおり、ボディピアスは
アンダーグラウンドでのムーブメントであり、僕自身も
アンダーグラウンドの域を超えるべき物ではないと考えています。
釈迦に説法ですが、ボディピアスは痛みを伴う
非常に危険な行為であり、安易に行うと事故に繋がるからです。
しかし、「ボディピアスは太い針金で開ける」「氷で冷やす」
「野蛮な行為である」などという、ボディピアスについて正しい処方を
広めようとしている方々の努力を無碍にするような情報や、
ピアスに関する誤った噂話などは訂正するべきだと考えます。
僕は一般的なピアスの知識より、ボディピアスの常識に
傾倒しているのでしょう。そのため×××様の考えとは
食い違うこともあると思いますが、より安全なピアシングを目指すのは
同じだと思います。


あとニードルの販売は別に違法ではないのでしょうか?
医療の免状を持たない者がピアシングを施術した場合が違法だと
思うのですが。
---------------------------------Thank you for your reading!
E-Mail....... moriya@cyborg.ne.jp
Post Pet..... moriya@orihime.net
Web........... http://www.cyborg.ne.jp/~moriya/

 

 

 

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